医学講座
第12回キャンデラユーザーズミーティング③
キャンデラ社の
ユーザーズミーティングの良いところは、
実際の診療に役立つ、
細かなノウハウを学べる点です。
学会の講演や、
講習会では学べないところです。
演者の先生の、
日常診療が学べます。
■ ■
今回の宮田成章先生の
私の診療スタイル:
問診から治療が、
とても役に立ちました。
毎日…
東京、虎の門で、
たくさんの女性の悩みに、
真剣に向き合っている姿そのものでした。
■ ■
会場の一部に、
模擬診察室が作られ、
そこに女性患者さんがいらっしゃいました。
主訴は、
両ほほのしみです。
ひとくちにしみと言っても…
さまざまな原因があります。
■ ■
患者さん役の女性は、
きれいな方でした。
年齢の割に、
頬に茶色のしみがありました。
宮田先生の診察は、
手鏡を持っていただき、
まず化粧法の問診からでした。
■ ■
しみ治療の教科書を読むと、
必ず、誤った化粧の指導から…
…と書いてあります。
しみを隠すために、
必要以上に塗り、
それを落とすために…
こする。
この繰り返しが、
しみを悪化させます。
■ ■
まぶたをこすってはダメと書きましたが、
美しいお肌のためにも、
こするのはダメです。
厚く塗った化粧を落とす時は、
やさしくやさしく…
刺激を与えないように落とします。
■ ■
しみの治療もさまざまです。
しみの種類に応じて、
患者さんの生活に合わせて、
しみ退治計画を立てます。
この辺の対応が、
素晴らしかったです。
苦労して得られた経験を感じました。
しみでお悩みの方には、
みやた形成外科の宮田成章先生をおすすめします。