医学講座
わき汗対策の季節
新聞で女性週刊誌の広告を見ました。
わき汗が見苦しいという、
とてもお気の毒な文が目に入りました。
女優さんでも、
女子アナさんでも、
どんな美人でも、
わき汗は隠せません。
■ ■
美容外科医として…
ボトックス注射をすればいいのになぁ~
…と思いました。
多汗症は手術をしても…
汗をゼロにすることはできません。
交感神経という、
神経の働きで汗が出るためです。
手術をしても神経は再生します。
吸引法で手術をした方など、
100%汗が出てきます。
■ ■
ワキガと多汗症は別の病気です。
両方を合併するする人もいます。
ワキガに比べると、
多汗症の手術治療は難しいです。
手術で治すのが難しい多汗症には、
ボトックスという特効薬があります。
保険は効きませんが、
効果はばっちり効きます。
毎年6月に受けられる、
リピーターの方がとても多い治療です。
■ ■
夏にはじめて白い服を着れました。
毎年受けています…
とても快適です。
服を選ばなくてもよくなりました。
たくさんのお喜びの声をお聞きします。
6月にボトックス注射を受けると…
一番汗が気になる…
6月7月8月が快適に過ごせます。
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今年は節電対策で、
冷房が弱くなります。
がまんしなくてはなりませんが、
そんな時に限って無情の汗が出ます。
仕事中に制服を着替える時間もありません。
信頼できる美容外科で、
しっかりと治療を受けてください。
週刊誌に書かれていた女性に、
教えてあげたいです。