院長の休日
主夫生活5年半、貴重な体験
私が尊敬する人生の先輩、
あこがれのイクジイ先駆者である、
埼玉の木本和男様からお便りをいただきました。
前略。突然の便り恐縮です。4年前に「イクジイ」に過分なるお言葉をいただき、また本年1月の「エプロンは離さない」でも再度ブログに取り上げて頂き感謝いたしております。
ところで、先月末にダメモトで投稿した拙文が「声」に載りました。早々、先生のブログを開いてみたのですが…。お忙しい先生のことなので、お読みいただいているとは言え、ブログまでには手が届かずにいるのではないかとお察しはしますが、万一と思って投函した次第です。
ここ5年、全国紙に数回載ったとは言え、ネットで発信して頂けた方は唯一先生だけであったからです。
無職~主夫~無職。一応もとの鞘に収まりましたが、これで終わったのではなく、これからも先生を始め、全国の皆さんに読んでもらえる文を頑張って書いていきます。勿論、先生のブログも遠方より読ませていただきますので今後とも宜しくお願いします。 早々。
上尾市 木本和男
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失礼いたしました。
声の欄はすべては読んでおりませんでした。
さっそく、朝日新聞より引用させていただきます。
主夫生活5年半、貴重な体験
無職 木本和男(埼玉県 68)
妻の退職に伴い、5年半続けた「主夫」の座をこのほど降りた。振り返れば定年が近づいた時に上司から次の職場を紹介されたが、以前からの家族との暗黙の約束で、主夫を第二の職場として選んだ。
朝は現役時代より早く起きて、ゴミ出しと洗濯機を回しながら朝食の準備。食事が終われば看護師の妻を送り出し、近くに住む孫娘の幼稚園への見送り。午後2時からは、孫の迎えから夕食の準備と忙しい。加えて東日本大震災で福島県から移ってきた高齢の義母の世話も加わった。
忙しいことは会社勤めで慣れていた。給与は出ないが、職場と思えば忙しさは何のことはないと心に決めて過ごした。
数をこなせば料理もそれなりに作れるようになったし、孫とのスキンシップも増えた。何よりの収穫は、家族からあてにされて、時には褒めてもらえることであった。
貴重な体験をさせてもらった5年半だった。第二の職場から退き、今後は主夫の肩書はなくなる。でも、今までの経験を生かして、我が家の顧問として残してもらうことにしよう。
(以上、朝日新聞より引用)
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下の写真は木本様からいただいたお手紙です。
光沢紙に、
きれいに印刷されていました。
朝日新聞のロゴや、
はがきのちりとりの図もきれいです。
きっと、
とてもきっちりとした性格の方だと思います。
主夫も100点満点だったと想像します。
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札幌美容形成外科の女性職員が、
今までの経験を生かして、
我が家の顧問として残してもらうことにしよう。
…という最後の一節が素敵と話していました。
お会いしたことはありませんが、
木本様は素敵なシニアです。
私も木本様を目指します。
料理も習いたいです。
これからも投稿を楽しみにしています。
ありがとうございました。