医学講座

第61回日本形成外科学会(福岡)④

 3日間の第61回日本形成外科学会が終わりました。
 とても有意義な学会でした。
 学会長の久留米大学医学部形成外科清川兼輔教授、
 久留米大学医学部形成外科教室の皆さま、
 ありがとうございました。
 福岡でたっぷり勉強させていただきました。
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 学会長の清川兼輔教授は、
 私とほぼ同年代の教授です。
 清川教授が、
 会員懇親会の会長挨拶で言われた言葉が印象的でした。
 久留米大学医学部を卒業して、
 形成外科医になると言ったところ、
 お母様から反対されたそうです。
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 私の親は反対しませんでしたが、
 清川先生のお母様は、
 そんな(美容整形の)医者になるために、
 あなたを医学部に入れたのではない。
 形成外科医になって、
 ちゃんと家族を養っていけるのか?

 …とご心配なさったそうです。
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 九州男児の母は、
 ご子息の将来のことを心配なさったのだと思います。
 清川先生の学会運営を見て、
 形成外科医が、
 皮膚科とか、
 美容外科をやらなくても、

 形成外科の保険診療だけで、
 ちゃんと食べて行けるようにしたい

 …という強い思いを感じました。
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 私も清川教授と同じ思いです。
 形成外科だけで、
 (美容外科や)
 (皮膚科を標榜しなくても)
 ちゃんと食べて行けるようにしたい
 …とあらためて思いました。
 札幌美容形成外科も、
 形成外科の保険診療をメインにして、
 私の残された人生を送ろうと思いました。
 清川会長、いいお言葉をありがとうございました。

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