医学講座

緊急時に役立つポリ袋(北海道新聞の記事から)

 昨日の院長日記、
 災害への備え2019は、
 北海道新聞販売店からいただいた、
 道新ポケットブック2019年8月号を読んで、
 昨年の地震のことを思い出しました。
 最近の若い人は、
 私の子供たちを含めて、
 新聞を定期購読していない人が多いです。
      ■         ■
 新聞の紙面には、
 ネットニュースに載っていない有益なことがたくさん書いてあります。
 新聞というニュース媒体を存続させるためにも、
 ぜひ若い人たちに新聞を読んでほしいです。
 2019年8月24日、北海道新聞朝刊の記事です。
 緊急時に役立つポリ袋
 けがの処置/止まる水道/食事どうする
 赤ちゃんのおむつにも
 大雨や台風の季節を迎えた。河川の氾濫などでけがをしたり、水の中を避難したり、ライフラインの途絶えた家に閉じ込められたり…と命にかかわるケースが十分考えられる。そんなときに役立つのがレジ袋などのポリ袋だ。早くからその活用を呼びかけている東京ガス(東京)で「防災ワザ」を聞いた。
 「ポリ袋は、万一の時、身を守ることができる優れものです」と東京ガス広報部課長の神田隆之さん。
 「まずはレジ袋。小さく畳んで、かばんの中に常備しておくと、外出中の災害にも役立ちます。市販の大きなごみ袋も活用できます。30リットル、45リットルなどいろいろなサイズがあると便利です。また、食品を直接入れられる未使用の小さな袋も用意しましょう」
 袋を切って加工するはさみや、組み合わせて使うと便利な新聞紙も用意しておきたい。
 では、実際の使い方を見てみよう
 まずは、けがをした場合の活用法。たとえば腕を骨折した場合、そえ木を当てて三角巾でつるのが一般的な応急処置だが、災害時には備えがないこともある。そんなとき、レジ袋が三角巾代わりに使える。両端を裂いて、首からつるすだけ。新聞紙を丸めて当てればそえ木の代わりになる。
 出血した際、直接手で触れると、お互いに感染症の危険がある。そんなとき、レジ袋に手を入れて手袋として使うと良い。水害などの際は、肌が泥で汚れていることも多いので、病原菌が傷口から入らないよう心がけたい。
 災害時には、水洗トイレが使えなくて困ることが多い。専用の簡易トイレや携帯型のトイレも市販されているので、日ごろから備えていることが望ましいが、ポリ袋も代用できる。便座に大きなごみ袋を2枚かぶせて、中に新聞紙を詰めればよい。
 赤ちゃんのおむつの換えに困ることもある。そんなときも、大きなごみ袋を切り開いて長い布状にして、中にタオルや古着を敷き、赤ちゃんの腰辺りで結べば、非常用のおむつができる。
 断水も生活を直撃する。給水車が出動したとしても、容器がなければ運ぶことができない。そんなときもレジ袋が役立つ。レジ袋に水を入れ、持ち手の部分を結び、段ボールに納めるとバケツのように運ぶことができる。段ボールの代わりにリュックサックを使うと運びやすく、エレベーターが止まった高層マンションでも重宝しそうだ。
 炊き出しの食べ物を受け取るときには、未使用の小さなポリ袋が役立つ。新聞紙を折って皿の形を作り、ポリ袋をかぶせると、汁物でも直接入れられる。
 また、避難生活が長引くと、非常食だけでは物足りなく、料理したくなる。しかし、水が十分でなく、手を洗えないこともある。そんなときはポリ袋を調理用の手袋にすればよい。また、簡単なあえ物などなら、ポリ袋をボウル代わりにして作ることもできる。
 ポリ袋をレインコート代わりにすることもできる。材料は45リットルくらいの大きなごみ袋2枚。はさみで切って、コートの形にする。
■「悪者扱いされるけど
 プラスチックごみの問題がクローズアップされるにつれ、レジ袋などポリエチレン製品について、「使い捨てプラスチックの象徴」などと悪者扱いする声が聞かれる。だが、今回の特集をお読みいただければ、それがいかに一面的な見解か分かるだろう。災害の際、生活を守るのに、ポリ製品は大変に貴重な存在なのだ。(編集委員 橘井潤)

(以上、北海道新聞より引用)

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 なるほど、
 古新聞には意外な活用法があります。
 新聞を取っていないと、
 古新聞もありません。
 家庭にあるポリ袋は、
 簡易トイレに使えるような、
 45リットルの大型は少なくなりました。
 本間家にあるのは安価な薄いタイプだけです。
      ■         ■
 上の写真にあるような、
 黒い大型のポリ袋を準備しようと思いました。
 昨年の地震で一番困ったのが、
 トイレでした。
 水洗トイレは便利ですが、
 水が出ないと流せません。
 黒い大型のポリ袋でしたら、
 そのつどしばって捨てるとにおいも出ません。
 防災の準備として、
 大型の黒いポリ袋を準備します。

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