医学講座
第43回日本美容外科学会(小倉)③
今日は2021年2月25日(木)です。
第43回日本美容外科学会(小倉)が終了しました。
私は明日の飛行機で福岡から札幌に帰ります。
東京経由で今日中に帰れないこともないのですが、
少しでも感染リスクを減らすため、
明日の直行便で帰ることにしました。
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コロナ禍での学会開催は大変でした。
閉会式で清川兼輔会長から挨拶がありました。
事前登録参加者は、
小倉 149人
東京 122人
大阪 56人
合計 327人
小倉の当日参加者が124人
久留米大学のスタッフも含めて474人が参加しました。
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個人情報漏洩があってはならないので、
WEB開催はせずに、
小倉、東京、大阪の3会場の開催でした。
ほんとうに大変だったことと思います。
久留米大学形成外科のみなさんに感謝いたします。
とても有意義な学会でした。
来てよかったと思っています。
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今日の発表で印象に残ったのが、
パネルディスカッション[形成外科領域講習]
美容外科術後のUnfavorable Resultのリカバリーです。
昨日の美容医療における医療安全もそうですが、
美容医療には、
不満足な結果や事故がつきものです。
形成外科専門医がしても、
不満足な結果があります。
私が手術をさせていただいても、
ご不満な患者さんはいらっしゃいます。
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Unfavorable Resultとは、
不満足な結果という意味です。
不満足な結果を、
いかに満足な結果にするか?
とても難しい手術です。
発表の中で印象に残ったのが、
美容外科に形成外科の先生がアルバイトに来ていて、
手術をした結果が不満足だった例です。
私は自分で手術をして抜糸も自分でしています。
不満足な結果にならないように、
くれぐれも気をつけて手術をします。
とても勉強になりました。