医学講座
第149回日本美容外科学会学術集会(東京)③
今日は2024年1月22日(月)です。
昨夜雪が降りました。
凍結した路面に新雪が降って、
おまけに除雪車が入っていないので、
とても歩きにくいです。
今日の道新に転倒事故が増えていると書いてありました。
毎日気をつけて歩きます。
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第149回日本美容外科学会の報告です。
順天堂小川秀興講堂は理事長の名前がついたとても立派なホールです。
小川秀興理事長は皮膚科の先生です。
お名前だけは存じていました。
今は学校法人順天堂理事長(第9代堂主)です。
第9代堂主というのがすごいです。
他の大学では聞いたことがありません。
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順天堂小川秀興講堂は、
私が行ったことがある大学の講堂で一番立派でした。
525席あり座席にマイクがついています。
会場で発言する時には、
マイクボタンを押しながら発言します。
こんな会場は他では見たことがありません。
発言者を見つける座長が大変だと思いました。
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学会で感心があったのが、
韓国、延世大学の先生が発表された、
最新型の『たるみ』取り機器です。
サーマクールという米国製機器の特許が切れたので、
韓国から改良器機が出たようです。
どんなにすごい機器なのか?楽しみにして行きましたが、
残念なことにクロスクリニック銀座の
石川浩一先生が発表された、
種々の機器を組み合わせた治療の方がいいと思いました。
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やはり機器だけで『たるみ』を取るのは限界があります。
患者さんがよく言われる、
耳の前を引っ張って、
『先生、このたるみを取ってちょうだい!』
『一回やったらずっと長持ちするやつ』
…はなかなか難しいようです。
『切らないたるみ取り』は熱を使うので、
やけどの危険性もあります。
なんちゃってでない、ベテランの先生に丁寧に施術してもらうことが、
一番大切だと感じて帰ってきました。