医学講座
第34回日本形成外科学会基礎学術集会(鹿児島)②
今日は2025年10月17日(金)です。
2日間の第34回日本形成外科学会基礎学術集会が終了しました。
今日は札幌まで帰ることはできないので、
東京に一泊して明日朝の飛行機で札幌に戻ります。
鹿児島空港で東京行きを待っています。
最低気温23℃ 最高気温31℃の鹿児島から、
最低気温11℃ 最高気温17℃の札幌への移動はきついです。
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学会初日に聞いた講演です。
ランチョンセミナー2
これからの医療を考える
座長:門松香一
演者:
横倉義武
二川一男
横倉義武先生は元日本医師会会長、
二川一男先生は元厚生労働事務次官です。
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はじめてお聞きした、
二川一男先生の講演がとても参考になりました。
Wikipediaに書かれている二川先生の経歴です。
二川一男
2004年、厚生労働省医政局経済課長。
2006年、厚生労働省医政局総務課長。
2008年、厚生労働省大臣官房審議官(年金担当、年金管理組織再編準備担当)。
2010年、厚生労働省大臣官房総括審議官。
2012年、厚生労働省大臣官房長。
2014年、厚生労働省医政局長。
2015年、厚生労働事務次官。
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厚生労働省にこんなに素晴らしい方がいらしたのを、
はじめて知りました。
お役人らしくない方で、
とても歯切れのいいお言葉でした。
二川先生によると、
週刊誌の見出しによく出る、
【年金は将来もらえなくなる】は、
ないそうです。
理由は年金保険料収入の範囲で支給することが決まっているからだそうです。
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ですから年金支給額は減る可能性があるようです。
残念なことに、
横倉先生も二川先生も、
医療保険はきびしいと講演中に何度も話されました。
医療機関の倒産が増えています。
今年もこのままだと、
2025年12月に破綻する医療機関が増えるそうです。
政治の空白がこれ以上続かないことを願っています。