医学講座

坂口志文先生_ノーベル生理学・医学賞

 今日は2025年10月7日(火)です。
 寒いです。
 道新によると道内17地点で今季初の「冬日」、
 稚内は氷点下2度だそうです。
 今朝の札幌は最低気温が7℃でした。
 寒暖差が激しすぎます。
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 坂口志文先生(74)がノーベル生理学・医学賞を受賞されました。
 おめでとうございます。
 今日の北海道新聞です。
 卓上四季>坂口志文さんの「運鈍根」
 少年は琵琶湖に近い自然豊かな土地でのびのび育った。やがて進んだ京大医学部で免疫というテーマに興味を持つ。異物から体を守る仕組みなのに自分を攻撃することがある。自分と他者をどう区別しているのか? 坂口志文(しもん)さんの出発点となる哲学的な問いだった。
▼リウマチなどの自己免疫疾患の研究に取り組み、免疫のブレーキ役となる細胞が存在することを突き止める。がんをはじめ、さまざまな病気の治療に役立つと期待される大発見だった。
▼最初は学会の主流から異端視され、研究資金が限られた。自らマウスの世話をした時期もあったが、自分の信じる道を歩んだ。学会での地位を確立した論文の発表から30年。ついにノーベル生理学・医学賞に輝いた。
▼うどんのようにずぶとい神経を持つ―。粘り強く考え続ける自らの姿勢をユーモアたっぷりに分析する。大切にしているのは「運・鈍・根」の精神。幸運と愚直と根気があってこそ困難も乗り越えられる。その思いが研究人生を支えてきた。
▼「興味のあることを大切にすると、新しいものが見えてきます。ずっと続けると面白い境地に達する」。子どもたちへのメッセージから謙虚な人柄が伝わった。
▼日本人初のノーベル賞受賞者、湯川秀樹。少年期の坂口さんは仰ぎ見た。同じように背中を追う未来の科学者がきっと出てくる。

(以上、北海道新聞より引用)

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 恥ずかしながら、
 私は坂口志文先生のお名前を知りませんでした。
 免疫学の進歩も知りませんでした。
 受賞内容を読んでもピンときません。
 『すごいなぁ~』と思うだけです。
 卓上四季に書いてあった、
 大切にしているのは「」の精神。
 うどんのようにずぶとい神経を持つ―
 これはよく理解できます。
 坂口志文しもん先生おめでとうございます。

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