医学講座
第34回日本形成外科学会基礎学術集会(鹿児島)③
今日は2025年10月18日(土)です。
今朝の飛行機で羽田から帰ってきました。
早朝の便なのにほぼ満席でした。
東京で一泊したので、
寒暖差に少し身体が慣れました。
日本は広いです。
来年は11月に沖縄で日本美容外科学会があります。
■ ■
今回の学会で楽しみにしていた、
ランチョンセミナー4
私の職場・学会の取り組み~教育編~
10月17日(金)11:55~12:45(第1会場)
座長:青木 律(グリーンウッドスキンクリニック立川/日本美容医療協会)
LS4-1 なぜ美容医療にはトラブルが多いのか?~美容医療の特殊性とトラブルに対する対応について~
グリーンウッドスキンクリニック立川/日本美容医療協会 青木 律
LS4-2 湘南美容クリニックにおける技術教育および学術活動の取り組み
湘南美容クリニック新宿本院 村松英俊
LS4-3 美容医療における安全性・EBM・倫理性を担保する教育体制の確立を目指して ― TCBにおける取り組みとJAPSAの展望
東京中央美容外科 寺西宏王
■ ■
美容外科最大手、湘南美容クリニックの、
学術責任者・技術指導医村松英俊先生。
TCB東京中央美容外科、
2024年から理事長に就任された、寺西宏王先生、
日本美容医療協会、前理事長青木 律先生の順番に発表がありました。
湘南美容外科の村松英俊先生は形成外科専門医です。
学会発表もなさっていらして優秀な先生です。
■ ■
直美の先生の教育について教えていただきました。
湘南美容クリニックとTCB東京中央美容外科では、
教育システムが違っていました。
どこも新人教育で苦労されているのがわかりました。
日本で行われている美容医療の大部分はチェーン店です。
青木 律先生から、
国民生活センターなどに寄せられたトラブルが、
施術件数が3倍に増えている割には増えていないと教えていただきました。
■ ■
今回のランチョンセミナーでは、
チェーン店でも新人教育で苦労されているのがわかりました。
トラブルを回避するために、
どの先生にどこまでやらせていいのか?を決める指標は、
湘南美容外科がTCB東京中央美容外科よりしっかりしていました。
大学病院や研修指定病院でも若い先生の教育は大変です。
美容医療ではもっと大変です。
チェーン店も苦労して教育しているのがわかりました。
結論にはなっていませんが、
日本の美容医療がもっとレベルUPすることを願っています。