医学講座

第34回日本美容外科学会(福岡)②

 今日は8:00から学会を聞いていました。
 朝8:00は早いですが、
 米国の学会では…
 early bird言って…
 もっと早かった気もします。
 たくさんの先生がいらしていました。
      ■         ■
 私は主に目の発表を聞きました。
 【上眼瞼形成:じょうがんけんけいせい】
 加齢性眼瞼下垂症手術における術中調整と結果
 7人の先生の発表がありました。
 発表を聞いた感想。
 眼瞼下垂症は難しいです。
 どんなに手術中に調整しても、
 左右対称で美しい目を作るのは…
 実に難しいです。
      ■         ■
 比較的容易に美しい目にできる人もいますが、
 誰が手術をしても…
 難しい人はいます。
 正直な感想は…
 みんな苦労してるなぁ~
 でした。
      ■         ■
 座長の信州大学形成外科の松尾清先生は、
 眼瞼痙攣(がんけんけいれん)の手術を
 たくさんしていらっしゃるそうです。
 どんなにしっかり治しても、
 患者さんが最後に言うのは…
 (瞼の)かたち
      ■         ■
 保険診療で手術をしても、
 自由診療で手術をしても、
 形が悪ければ…
 患者さんから評価されません。
 形成外科や美容外科のつらいところです。
 ただ、目が開けば良いではだめです。
      ■         ■
 学会に参加することで、
 いろいろな知識を吸収できます。
 悩みを他の先生と話すことで、
 解決できることもあります。
 若い先生にも…
 たくさん参加していただきたいです。

“第34回日本美容外科学会(福岡)②”へのコメント

  1. らずべりー より:

    本間先生、学会一日目お疲れ様でした。眼瞼下垂の発表があったのですね。「目の形」についてですが、手術の仕方(麻酔量、固定した場所)、患者個人のクセの有無(前頭筋、挙筋等)複合的に上手く噛み合う必要があると思います。
    内側が挙がってないと、「ヘの字」、真ん中だけ挙がっていると「三角目」となり、奇形ぽく不自然な目になり、誰が診てもおかしいとなります。外側だけ明らかに下がっていると老人性の下垂の様な印象になり、頭がぼっーとする、重いなど症状が出たりすると思います。
    ※眉毛を挙げるクセ(前頭筋)がある場合は、どのように挙がるのか(片眉だけ眉頭〜眉尻まで同じように挙がる、片眉だけの中央〜眉尻に挙がる)見極めが重要で、それによって目のピークポイントや、二重幅や固定の仕方など、どれが適切か(ベスト)決まるのではないでしょうか。

  2. らずべりー より:

    すみません。お題とは違うのですが、 最近、野田総理がしきりに復興を前に付けて「増税」と言っているのですが、公約に掲げてあった公務員改革は(二割カット、天下り廃止、議員定数削減)しないで、公務員改革をしようとした古賀官僚を退職させました。松下政経塾のご出身でありながら、公務員改革をしないで、増税ありきの官僚傀儡内閣といっても過言ではないと思います。
    震災で財源が足りないと言いながら、埼玉の公務員宿舎を建築再開(凍結解除)させています。国民には所得税、住民税を上げて、中途半端(微妙)にタバコ増税をし、時期をみて消費税(社会保障費)を上げる構想をたてており、低所得者、地方など格差が生じたり、日本経済が落ち込むと思います。公務員改革を先にやるべきだと思います。

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