医学講座
第68回日本形成外科学会【東京】④
今日は2025年4月19日(土)です。
昨夜、東京から帰ってきました。
毎年感じることですが、
札幌は北国で寒いです。
東京の桜は散っていたのに、、、
札幌はまだつぼみです。
寒いけど私は札幌が好きです。
■ ■
今年の第68回日本形成外科学会は、
形成外科の基礎的な内容が充実していました。
最後のシンポジウムは、
シンポジウム15
2004年皮弁分類のアップデート ~穿通枝皮弁の新たな理解と解決~
司会:
橋本一郎 徳島大学医学部形成外科学
小野真平 日本医科大学形成外科
皮弁分類と穿通枝弁の理解に必要な解剖学:Keynote Lecture
今西宣晶 慶應義塾大学形成外科/北里大学医学部解剖学教室
2004年皮弁分類のアップデート: 皮弁の新たな理解と解決 Overview
小野真平 日本医科大学形成外科
穿通枝皮弁の新たな理解―vascular network定量化の試み
前田 拓 北海道大学大学院医学研究院形成外科学教室
穿通枝皮弁は従来の主軸型皮弁と何が違うのか? -鼠径皮弁とSCIP flapを例に-
飯田 拓也 獨協医科大学 形成外科
術前穿通枝マッピングと術中ナビゲーション-光音響イメージングによる自由な皮弁-
津下 到 京都大学大学院医学研究科形成外科学
穿通枝皮弁と筋膜上の脈管解剖
秋田新介 千葉大学医学部形成外科
皮下動脈の形態をICG血管造影で観察し分類する
東 隆一 防衛医科大学校形成外科
■ ■
難しい内容で申し訳ありません。
形成外科医に必要な皮弁ひべんのシンポジウムです。
新進気鋭の先生たちのご発表でした。
形成外科医にとって、
Flapフラップと呼ばれる皮弁は再建手術の第一歩です。
私が手術をしたことがない皮弁が増えました。
新しい機器で血流がよくわかるようになりました。
■ ■
これからの日本の形成外科がますます発展すると思います。
閉会式では櫻井裕之教授の唄まであり、
とても驚きました。
最高の学会でした。
来年は2026年4月22日~4月24日まで、
徳島で開催されます。
徳島にも行こうと思っています。
“第68回日本形成外科学会【東京】④”へのコメント
コメントをどうぞ
学会お疲れ様でした。
難しい内容なのでおかしなコメントでしたらお許しください。
皮弁は本間先生が以前喉の癌で声が出なくなった人に使った
チン皮の弁とは違うものなのでしょうか?
徳島は遠いですがこれからもお元気で患者さんの力になってください。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。覚えていてくださりありがとうございます。チンの皮で気管の再建をしたのも皮弁です。気管の内側に毛が生えたら困るので毛が生えないチンの皮で、しっかりとした皮弁を作る必要がありました。チンの皮を鎖骨の骨膜に移植して気管再建をしました。
夜間のご移動お疲れさまでした。
北海道からほぼ出たことが
ないのですが、やっぱり札幌は、
良いところなのですね。
シンポジウム、
言葉と内容を理解するのは
難しいです。お医者さまは、
すごいなぁと思いました。
新しい手術や機器、
学会等で勉強してくださる
先生方がいらっしゃるおかげで、
日本の形成外科が発展していく
のだ思います。
来年の徳島県での開催も、
最高の学会になりますね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。2011年4月、東日本大震災直後にも徳島で日本形成外科学会がありました。来年の学会も楽しみです。徳島にはすぐれた形成外科医がたくさんいます。2011年は中西秀樹教授が学会長でした。来年の2026年は橋本一郎教授が会長です。橋本先生は今年から日本形成外科学会理事長です。すごいことです。
ご移動お疲れ様でした。
難しい内容で
理解出来ません。
申し訳ございません。
寒いですが
札幌が一番好きです。
札幌の桜は22日開花予報です。
本当に22日に咲くのでしょうか?
楽しみにしています。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。難しい内容で申し訳ございません。形成外科学も進歩しています。私が開業して20年です。その間に新しい皮弁が開発されました。私が知らない名前の皮弁が増えました。うれしいことです。桜の開花が楽しみですね。