昔の記憶
入試問題ネット投稿
京都大学の入学試験問題が、
ヤフー知恵袋へ投稿されました。
いつの時代でも、
試験にカンニングはつきものです。
大学入試で不正をすると…
絶対に不合格です。
京都大学は最難関大学のひとつです。
入試問題も難しいです。
■ ■
私の友人や後輩には、
現役の医学部教授や、
医学部の教官がいます。
正直に言って…
私自身も…
私の友人にも…
試験監督が好きな医師はいません。
■ ■
土日に行われる入学試験。
試験監督として働いても…
代休をもらえる医師はいません。
事務局や、
入試係の担当から、
割当られて…
ご奉公のために、
休日出勤をします。
■ ■
私が教員だった時代には、
セキュリティーチェックのガードマンのように…
受験者を見張る先生はいませんでした。
どちらかというと…
自分の受験生時代を思い出して、
体調不良になった受験生がいないか?
試験会場は寒くないか?
受験生を気遣う先生が多かったです。
■ ■
自分の正直な感想を言うと…
ネット投稿して問題を解いてもらう時間なんて…
受験生には無いと思います。
携帯端末から打ち込むのは、
無理です。
写真に撮って送って、
誰かが入力したとしても、
回答を見て、
答案用紙に写すには、
度胸もテクニックも要ります。
■ ■
一部の問題を解いてもらったとしても、
基礎学力がなければ合格できません。
ネット投稿して合格しようなんて思わず、
正々堂々と挑(いど)むべきです。
入学してから、
ヤフー知恵袋に相談しても、
進級できません。
ばかなことはせず、
真面目に勉強しなさいと言いたいです。
“入試問題ネット投稿”へのコメント
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今回の京都大2次センター試験において19歳の予備校生が試験中にヤフー知恵袋に問題を流出、質問をし回答(カンニング)を得ていたことが発覚、27日夜、京都大の副学長が会見を開き、被害届を提出することを告知、翌28日警察に被害届を提出、3月3日逮捕、ニュースを見て驚きました。3日の夜は凶悪事件を起こしたかのようにトップニュース扱いで、姿だけ隠した市中引き回しの刑の様に京都府川端署に移送される様子が報道されました。予備校だけでなく、中学校や祖父のところまで取材に行き報道する過熱報道に違和感を感じます。明らかにやり過ぎです。
当初、産経などは複数いるというような記事を書き、テレビでもそのようなニュアンスの報道がなされ、スマートフォンのようなタッチパネル式、読み取り機能を使ったのではないか?ライブ映像で第3者に流して回答を得ていたのではないか?などテレビ報道がございました。私も単独では無理だと思っていました。しかし、蓋を開けてみると、単独で机の下で股に携帯を挟むようにし左手で文字入力したと話しているそうで…。
.6回投稿されており、早打ちでも1回5分程度かかるのではないだろうか(時間内に回答例が来たもの、来なかったもの、回答例が間違っているもの、一部違ってるがあってるものなどありそうですが…)
1回5分だとして6回=30分(間隔はありましたが)長い間、手動で打っていたのに大学側は気付かなかったということが露呈してしまいました。高機能携帯を使ったわけでも、
複数でやったわけでもないようです。稚拙な手口で悪質とまでは言えないと感じます。
大学は早々、試験監督は十分であった問題はなかったと発表されていますが、どうなのでしょうか、疑問ですね。石原都知事も携帯の持ち込みを制限する措置を講じなかったことについて辛口にコメントを出されています。私は携帯電話の電波を一時的に遮断する何らかの開発が必要ではないかと思いました。
片山総務大臣は、監視を徹底するということの方が大学人としては重要で大学の入試の監督がずさんだったと思うとコメントを出されています。
脳科学者の茂木氏は、「京都大学に憧れて志願してきた学生が心の弱さから「カンニング」をしてしまった、その時に大学がとるべき対応は、入試で不合格にすると同時に前途ある若者が未来に向きあえるよう配慮することではないか…警察に突き出すことが大学のやるべきことだと私は思わない」クオリオ日記で書かれておられます。法律のことは弁護士ではないのでよくわかりませんが…。大学に抗議の電話が殺到しているのはどうしてか?それは監督不足で、カンニングで逮捕まではやり過ぎだという国民感情があるからだと推察します。調査も1日位で止め警察に被害届を提出されていますが、独自の調査をもう少しするべきで、警察に依頼はしたとしても人物が特定できた段階で、合否に関わらず不合格、本人と大学側とで話し合い、円満に解決していく道はないものかと思います。
早稲田大はヤフーに1回投稿していたことがわかり、合格が取り消しになったとありました。
社会的制裁は受けていますし強すぎるのではないかと思います。成績優秀な彼がこんな事で社会的に抹殺されるようなことがあってはならないと思います。
19歳の少年は真面目で成績優秀だったそうです。実力で早稲田大まではいけた感じがします。
高校三年生の時に父親を亡くしているそうです。将来の夢は公務員だそうで、京都大受験については、学費が安く、母親を安心させたかったからだったとか。なんだか泣けてきちゃいます。
同志社大が被害届けを提出しないことにされたそうです。理由として、「単独のカンニング行為であることが分かった。合否判定も終わり、大学が受けた被害も軽微だった」「本人の今後の更生に期待したい」とし、彼の将来を考え、教育的配慮をされていると思いました。
コンビニに行った時、女性セブン、女性自身、週刊新潮、週刊文春など色々書かれていました。女性自身は見出しといい、記事の内容も亡くなった父親の死因をわざわざ調べあげて書いてありました。これを見て、女性自身は、個人情報の取り扱いについて酷いなって思いました。わたしは、高校三年生の時亡くなったとあえてそれ以上書かなかったのは、病気か○○かわからないがそこに強く触れる必要がないと感じたからです。そこは病気とかにぼかしておけば良いところです。亡くなった家族とか予備校生にプライバシーは無いのか!?と思ってしまいます。
最近のマスコミは暴走している。警察からリーク情報を聞いて書いたり、ニュージーランド大地震で命は助かったが足を切断した男性のもとに何も配慮せず、取材に行き、テレビに映像を流す、ああいう時はそっとしておいてほしいと思います。