医学講座

アズノール軟膏

 アズノール軟膏というお薬があります。
 私が医師になった…
 30年前からあるお薬です。
 青い軟膏です。
 チューブ入り(20g)と、
 500gの瓶入りがあります。
 やわらかい軟膏です。
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 ジメチルイソプロピルアズレン
 という成分が入っています。
 このアズレンと、
 やわらかい軟膏が効きます。
 札幌美容形成外科で差し上げる…
 容器に入った青い軟膏の、
 青い成分はこのアズノールです。
 手術後のケアーに使っています。
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 この軟膏…
 製造しているのは、
 日本新薬㈱さんという大手メーカーです。
 信頼できる会社です。
 アズノール軟膏は、昔から…
 皮膚科や形成外科で使っています。
 私は、
 他の軟膏と混ぜて使うこともあります。
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 身体のどこへでも塗れます。
 ダメなのは眼球くらいです。
 眼球にはアズレン点眼液という、
 同じ成分の目薬があります。
 意外と効くのが、
 皮膚が薄い外陰部です。
 女性も男性も使えます。
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 TVで宣伝している、
 ○○製薬の女性用軟膏
 よくドラッグストアの折込広告で見ます。
 特売でもかなり高価です。
 私はアズノール軟膏をおすすめします。
 病院に来ると…
 診察料がかかるので割高ですが、
 札幌美容形成外科では、
 院内処方でお渡ししています。
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 ネットで検索すると…
 この軟膏をすすめている、
 女性の先生もいらっしゃるようです。
 市販薬としは売っていないようです。
 このお薬は口唇にもよく効きます。
 診察のついでにアズノール軟膏ください、
 …と声をかけてくだされば処方できます。
 おじさん先生からのおすすめです。

アズノール軟膏

“アズノール軟膏”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    いろんな所に付けられヒルドイドローションと 重宝しています。 外陰部に塗ったことはないのですが 痔で肛門に使った事はあります。口唇はヘルペスの治りそうな時がいいと思いました。いつも 手元においておくと 便利な二つです。

  2. まみ子 より:

    御無沙汰しておりました。

    アズノール軟膏は皮膚科でも一般的に処方されます。バラマイシンと混合浅い褥瘡・唇のキズ(ただし口唇ヘルペス)には使用しない方が良いかと思います。口唇ヘルペスは軟膏はつけずに消毒だけを続けると治りは一段と早いです。消毒・乾燥が一番です。

    消毒薬は病院で処方されるヒビテンが良いです。内服はブルフェンなど大丈夫です。

    TVでで宣伝している女性用の00軟膏はかぶれる人も多く受診します。

  3. さくらんぼ より:

    口唇ヘルペスだと思っていたのですが帯状ほうしんでした。皮膚科で処方していただいた飲み薬と塗り薬で完治しましたが、口からよだれを垂らしたようなしみ跡が残ってしまいました。 これからの季節あか切れがひどくなるのでヒルドイドは手全体、アズノールはちょっと爪のあかぎれとかはいいですか?

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