医学講座
指のけが
昨日の院長日記で…
指を食いちぎられて…
爪もないのに…
多少骨が出ていても…
消毒して…
アルミ箔で巻いておくと…
指先のケガは治ります。
■ ■
…と書きましたが、
きれいに治したい人は、
必ず病院にかかってください。
指のけがで…
一番、困るのが…
爪の変形です。
がたがたになった爪を治すのは…
美容整形でも無理です。
■ ■
指先は…
点字が読めるほど神経が発達しています。
ものをつかんでも…
皮膚が破れないように…
とても丈夫にできています。
爪があるのも…
指先を丈夫にするためです。
■ ■
指先のけがは、
指尖部損傷(しせんぶそんしょう)と言います。
古くから…
いろいろな手術法や治療法があります。
新しい薬を使った治療法も出ています。
専門は手の外科の先生です。
■ ■
一番難しいのは…
子どもさんの指先を切断した場合です。
再接着という顕微鏡を使った手術もあります。
ただ…
血管が細いとつなげないこともあります。
取れた指先を…
そのまま縫い付ける手術もあります。
composite graft(コンポジットグラフト)
複合移植と言います。
■ ■
将来、指や爪が変形しないように治療するのは、
専門的な知識と技術が必要です。
手の外科の専門家は、
さくらんぼさんがご紹介してくださった、
荻野利彦先生です。
今は札幌の北新東病院にいらっしゃいます。
指のけがは手の外科の先生です。
“指のけが”へのコメント
コメントをどうぞ
足の親指爪をはぐのはほんとに痛かったです。 指先に神経が行き渡っているからですね。噛みちぎられた犯人も痛くて唸っていたでしょうね。 爪を剥いで きれいな爪ははえてきましたが だんだんまた 巻き爪、ぶ厚い爪に戻りつつあります。
指や手は 荻野利彦先生ですよね。!
爪の変形の患者さんは皮膚科にも来ています。
爪の母と書いて爪母(そうぼ)と読みますが、ここに湿疹があるとガタガタの爪がはえて着ます。皮膚科では爪の病気が沢山あります。
爪、
そんなに大事な役割をしてる部分だとは知りませんでした。
目からウロコです。
お聞きしたのですが、
レントゲンでは写らないらしいのですが、
他の爪の中に腫瘍のようなものが出来てるらしく
そこをぶつけると悲鳴をあげるほど酷く痛みます。
普段、痛みはなく、当たった時のみ痛むのです。
爪を剥がし、腫瘍のような物を取る手術をしますか?
と平岸の記念病院(整形外科)で打診されましたが
爪を剥がすのが怖く、その爪をぶつけないように
20年も日常生活を送っています。
やはり手の先生を探した方がいいのでしょうか?
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
北海道整形外科記念病院には手の外科の専門医がいらっしゃいます。安心して相談なさってください。
私はあまり治らないので後爪が生えないようできると言われたのでそうしてくださいと皮膚科の先生に言ったことがあります。でもそうすると力が入らなくなり重いものは持てないですよと言われました。爪は大事なんですね。爪 水虫だと治りが悪いので 何年間も 治療しましたが 爪の色はよくなったり悪くなったりで 顕微鏡で水虫の菌があるか診てもらったら なかったので それっきり爪の治療はしてませんが形も色も変です。 おまけにこの度の手術で足の爪は一人で切れなくなり たかが爪ですが、大変です。
平岸に現在は手の専門医がいらっしゃるんですね。
本間先生、ありがとうございました。