医学講座
道の「にんしんSOS」若い女性にカード配る
今日は2024年8月29日(木)です。
台風10号が九州に上陸しました。
非常に強いから強い台風に変わりました。
新幹線や在来線、飛行機が運休しています。
郵便、ヤマト運輸、佐川急便も、
九州で集配を中止しているところがあります。
被害が少しでも少ないことを祈っています。
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2024年8月29日、北海道新聞の記事です。
道の「にんしんSOS」 若い女性にカード配る 札幌
道の妊産婦向け無料相談所「にんしんSOSほっかいどうサポートセンター」(札幌)は27日夜、札幌中心部で若年女性に相談窓口が書かれたカードを渡す「夜回り」を初めて実施した。妊産婦の自殺が全国的に相次ぐ中、予期せぬ妊娠による孤立を防ごうと行われた。
道保健福祉部は「24時間いつでも電話して」「匿名でも大丈夫」と呼びかけながら、札幌・ススキノや大通公園周辺を行き交う女性32人にカードを配布した。
札幌市営地下鉄南北線大通駅でカードを受け取った少女(17)は1年ほど前、当時交際していた男性の子どもを妊娠。2人は中絶できる時期が過ぎる直前にようやく母親に妊娠を伝えたという。少女は「親に言えず、生きるのが苦しかった」と振り返った。
国内の自殺対策の調査を進める「いのち支える自殺対策推進センター」(東京)のまとめによると、全国で、妊娠中から産後1年以内に自殺した女性が過去2年間で計118人に上り、背景は「交際問題」や「家庭問題」が多いという。
道内の統計はないものの、にんしんSOSに今年1~6月に寄せられた相談件数は1603件で、前年同期比約2倍で、保護した20代妊婦がリストカットし、救急搬送されたケースもあるという。
にんしんSOSの田中佳子所長は「妊産婦の孤立が自殺につながっている実情があり、自治体や医療機関の積極的なケアが欠かせない」と指摘した。三島今日子
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2023年8月20日の院長日記でもご紹介しています。
札幌市の社会福祉法人「麦の子会」が、
北海道から業務委託を受けて、「にんしんSOSほっかいどう」を運営しています。
妊娠に関する相談に電話や無料通信アプリLINEで応じてくれます。
保険証が無くて困っている女の人もいます。
まず、相談してほしいです。
(以上、2023年8月20日の北海道新聞より引用)
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中高生に無料で妊娠検査の院長日記を読んで、
私に相談してくれた女子高生もいました。
私は中学校や高校で、
男子生徒も含めて、
しっかりと教育をすることが大切だと思っています。
予期せぬ妊娠は、
大学生でもあります。
一人で悩まないことです。
“道の「にんしんSOS」若い女性にカード配る”へのコメント
コメントをどうぞ
朝から情報番組で台風情報を
何度も見ました。
被害が少ないことをお祈りして
います。
「にんしんSOSほっかいどう」
は以前から知っていたので、
実際に困って私に相談してきた人を、
こちらに紹介して繋げることが
できました。
先生のおっしゃるように1人で抱え
込まず、まずは相談することが大切
だと思います。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。一人で誰にも相談できず困っている人がいます。北海道からの委託事業でにんしんSOSを運営なさっているのは大変だと思いますが素晴らしいことです。一人でも多くの方にこの事業を知っていただきたいです。台風の被害が少ないことをお祈りしています。
「にんしんSOSほっかいどう」
知りませんでした。
勉強になります。
望まぬ妊娠で
1人抱え込むのは辛いですね。
QRコードで
たどり着いて欲しいです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私は以前から中学校や高校でしっかりと教育をするべきだと主張しています。残念なことですが正しい知識がないために望まない妊娠をしてしまうことがあります。にんしんSOSに相談してほしいです。
今観てるドラマみたいですね。
大学生の頃妊娠しておろすことにして別れて6年後子宮頸癌で亡くなり実は産んでいだともちがうのですね。
暴力や性被害での妊娠でしょうか?
中々相談できない,しずらいと思います。
山形にはSOSの窓口は聞いた事がありません。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。山形県のことはわからず申し訳ありません。予期せぬ妊娠で困っている人はどこにでもいると思います。札幌のにんしんSOSは素晴らしいと思います。ネットに掲載されていた事例です。悪いホストや悪い彼氏がいるんです。気をつけてほしいです。
デリバリーヘルス(派遣型性風俗店)の仕事で派遣先に向かう車の中で突然気分が悪くなった。検査薬で妊娠が判明。思い当たる相手は連絡先の分からない「客」だった。元々は清掃の仕事をしていたが、好意を抱いたホストに風俗の仕事を次々あっせんされた。「応援したい」という気持ちから各地に「出稼ぎ」にも行き、給料を貢いだ。妊娠が分かった時は家出して友人宅に身を寄せていた。4月に知人に教えてもらった「にんしんSOSさっぽろ」にラインで連絡。相談員の勧めもあってリリアに入居し、生活保護を申請した。
年齢は10~20代前半が大半。「妊娠したかもしれない。どうしたらいいか」「交流サイト(SNS)で知り合った男性との間に子どもができたが、音信不通になった」といった内容が目立ち、経済的な困窮のほか、発達障害が背景にある場合もあるという。
中高生からは「彼氏に『大丈夫だ』と言われて体を許したが心配だ」など、妊娠に関する知識が不足したまま悩みを深めている相談が少なくないという。相談員の田中佳子さん(64)は「想像を上回る数の相談が寄せられている。とにかく一人で抱え込まないで支援団体などを頼ってほしい」と呼びかけている。