医療問題

銀座眼科元院長「滅菌 面倒になった」

 平成23年9月2日、朝日新聞朝刊の記事です。
 銀座眼科元院長「滅菌_面倒になった」
 レーシック集団感染公判
 検察側、禁錮3年を求刑
 「銀座眼科」(東京都中央区)で近視を矯正するレーシック手術を受けた患者が角膜炎に集団感染した事件で、業務上過失傷害の罪に問われた元院長・溝口朝雄被告(49)の公判が9月1日、東京地裁で結審した。検察側は禁錮3年を求刑し、弁護側は「被害弁償に努める」と寛大な判決を求めた。判決は9月28日。
 検察側は論告で、手袋をつけず、器具の滅菌や交換も怠ったことについて、「医師の責務を完全に無視した悪質な犯行。衛生管理を度外視して経済的利益を優先させた」と指摘した。
 起訴状によると、溝口被告は2008年9月~2009年1月、不衛生な手術をした7人に細菌性角膜炎の傷害を負わせたとされる。
 起訴内容を認めている溝口被告はこの日の被告人質問で、「ずぼらな性格で、面倒くさくなった」と述べた。
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 札幌市内に配達された、
 朝日新聞の朝刊に、
 ずぼらな性格で、
 面倒くさくなった
 …と書かれていました。
 信じられない思いです。
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 確かに…
 ずぼらな性格医師はいます。
 もうちょっと言わせてもらうと…
 ずぼらな性格看護師もいます。
 国家試験では…
 医師も
 歯科医師も
 看護師も
 ずぼらな性格でも通ります。
      ■         ■
 医療系の国家試験は、
 マークシート式の問題です。
 センター試験を連想してください。
 選択肢から選ぶ試験です。
 ずぼらな性格でも、
 同じ問題を繰り返し勉強すると…
 合格します。
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 ずぼらな性格の先生を指導するのは…
 とても疲れます。
 指導医が疲弊して辞めるのは、
 ずぼらな先生が、
 繰り返し事故を起こした時です。
 患者さんに謝って済むものではありません。
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 ずぼらな性格をただすには…
 訓練しかありません。
 指導する方は疲れますが、
 何度も注意して、
 その人がやったことをチェックして、
 指導します。
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 はっきり言って、
 49歳までずぼらな性格だった先生は、
 治らないと思います。
 同じ医師として…
 とても情けなく思います。
 もう二度とメスは持たないで欲しいです。
 滅菌が面倒な人は、
 外科医として失格です。

“銀座眼科元院長「滅菌 面倒になった」”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    患者は医師を信頼して 滅菌されていると思っています。二度と同じ事故を繰り返さないで欲しいです。

  2. ゆきだるま より:

    「ずぼらな性格で面倒くさくなった」だなんて信じられません!!
    このような人はまず直らないと思います。外科医として失格ですね!何も知らずこの医師を信頼して手術された患者さんが本当に気の毒です!自分が行く病院の評判や情報はもちろんきちんと調べて、あと自分の目で医師と接してよく見極める事ですね、なかなか難しいと思いますが。
    あと相性もありますよね。ですが、滅菌や消毒がきちんとされているかどうかは中々分からないですよね(>_<)
    私も他の病院へ行くと洗面コーナー、玄関、トイレの清潔感とか見ちゃいます(゜□゜)

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