医学講座

老後への備え方③ お金ためにくい「5つの理由」

 平成30年3月5日、朝日新聞朝刊の記事です。
 連載を楽しみにしている、
 老後への備えシリーズ③です。
 なるほどマネー老後への備え方③ お金ためにくい5つの理由
 ■Reライフ 人生充実
 これまでの説明で老後資金をためる必要性はわかりました。しかし住宅ローンや教育費で余裕がありません。家計をどう見直せばいいでしょうか。

 ファイナンシャルプランナーになって22年になりますが、50代の方の貯蓄額は10~15年前に比べてずいぶん少なくなったと実感します。経済環境の変化などで、親世代の70~80代よりお金をためにくいのです。私が考える「五つの理由」を見てみます。
 一つ目は「給与の手取り収入の減少」です。税金や社会保険料の負担増で、毎年のように手取り収入は減っています。例えば額面年収500万円の人の手取りは、2002年は429万円でしたが、2017年は394万円。15年間で35万円も減っています。
 二つ目は「超低金利で預金の利息が期待できないこと」です。70代以上の人が働き盛りのころは今より格段に金利が高く、預貯金や貯蓄型保険でお金を増やせました。しかし超低金利の今、安全確実な金融商品でお金を増やすことはできません。リスクがある金融商品にチャレンジしようにも、50代以上の方は資金がないのが実情です。
 三つ目は「教育費の高騰」です。大学の進学費用はかつてに比べて格段に高いことをご存じでしょうか。
 例えば現在59歳の人が入学した1977年、私立大の初年度納付金は入学金と授業料を合わせて39万円でした(文科省のデータから)。一方2016年は計114万円。約40年間で3倍近くに増えています。同期間の国立大の納付金は約5倍です。一方、この間の公務員給与の伸びは2倍ほど。給与以上に教育費が上がっています。今の教育費は我々の予想以上にかかっています。
 四つ目は「高額な住宅ローン」です。住宅ローンの金利は低いですが、都心などの物件価格は上がっています。また、頭金不要でローンが組めるため、多額のローンを組むことが珍しくなくなっています。定年前に完済できないような計画で、繰り上げ返済はとてもできない家計が多いでしょう。
 五つ目は「バブル世代の50代は消費好き」という点です。人によって違うので断定はできませんが、好景気のバブル期を経験した50代の人は、他の世代より消費好きの傾向があります。
 このように50代を取り巻くお金の環境は厳しいです。それでも老後資金作りに本腰を入れねばなりません。
 これまで挙げた「五つの理由」は、自分でコントロールできることと、できないことに分けられます。
 税金や社会保険料の負担増、超低金利は「外的要因」なので、対策を立てるのは難しいです。しかし教育費や住宅ローン、消費の仕方については、自らコントロールする余地があります。
 教育費なら、子どもが高校生になった段階で進路を話し合い、学費を調べ、不足資金を試算します。足りないならどう賄うかを考えましょう。
 住宅ローンはたくさん借りないのが一番ですが、50代はすでにローンを抱えているでしょう。その場合はまず、定年を迎える60歳時点のローン残高を確認します。老後に負担を先送りしないにはどうするか、返済プランを考えることが肝心です。それでは具体的にどうすべきか。次回以降で詳しく説明していきます。
 (ファイナンシャルプランナー・深田晶恵)

今の50代はお金がたまりにくい。その「五つの理由」は?
(以上、朝日新聞より引用)


      ■         ■
 私が札幌医大の学生だった40年前、 
 授業料は月3千円、
 年間3万6千円でした。
 私の少し前の先輩は、
 月千円、
 年間1万2千円でした。
 国立大学も同じです。
 医学部なので本代が高かったくらいです。
 税金で医者にしていただきました。
      ■         ■
 子供さんがいた同級生が、
 幼稚園より安いと言っていました
 今は値上がりしましたが、
 それでも年間535,800円です。
 医学部も、
 法学部も授業料は同じです。
 国立大学に入学すると、
 私立よりずっとお金がかかりません。
      ■         ■
 国立大学は、
 授業料が安い分だけ難関です。
 入学するまでに、
 塾へ行ったり、
 家庭教師をお願いしたり、
 教育費がかかります
 なかなか貯金はできません。
 教育費の他に住宅ローンも大変です。
 本間家も住宅ローン地獄になりました
 元気で働き続けることが、
 一番の老後への備えだと思います。

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