昔の記憶

札幌医大卒業生としての思い

 今日は2019年8月16日(金)です。
 札幌美容形成外科は夏季休業です。
 昨日の院長日記、
 小松作藏先生ご逝去で、
 札幌医大の学生だった40年前を思い出しています。
 学生時代にはわからなかったことです。
      ■         ■
 第二志望
 2009年4月3日に書いた院長日記です。
 私は高校生の頃に北大にあこがれていました。
 残念なことに、
 一浪しても、
 北大(医)の合格レベルは高く、
 理科で物理が必須だったこともあり、
 私は最初から北大(医)を諦めていました。

      ■         ■
 札幌医大に入学したら、
 学園紛争のなごりが残っていました。
 教室ではヘルメットをかぶった先輩たちが、
 毎日、新入生の教室に来て、
 きみたちは~
 自己批判せょ~

 …とアジ演説をしていました。
      ■         ■
 私が入学した1974年の医師国家試験の合格率は全国最低で、
 北海道新聞に、
 札幌医大全国最低
 …という不名誉な記事が出ました。
 私は、
 あ~ぁ、
 せっかく入ったのになぁ~

 …とがっかりした毎日でした。
      ■         ■
 私は今年65歳になります。
 今になって思うことは、
 私は札幌医大の卒業生でよかったなぁ~
 先輩の先生たちは、
 自分たちを一生懸命教育してくれたなぁ~
 いい学校だったなぁ~
 …と思っています。
 今の札幌医大の外科学講座はとても充実しています。
 私は札幌医大の卒業生の一人として、
 とてもうれしく思っています。 

“札幌医大卒業生としての思い”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    私は中学の時から
    学部を決めてました。

    好きな漫画家さんと同じ学部に
    行きたかったのです。
    なんという志望動機でしょうか。

    推薦で行きたかったので
    担任の先生に嫌味を言われても
    内申書に響くと思い我慢しました。

    3年間、クラス委員長だったこともあり
    担任の先生に何度か職員室に呼ばれてました。

    すみませんと貴方は直ぐ言うけど
    本当に悪いと思ってるの?
    と言われたこともあります。

    担任の先生は私の心を読んでました。
    図星です。
    私はその場をやり過ごそうとしてました。

    でも言い訳させて頂くと
    申し訳ないのですが
    クラスメート全員からその担任の先生は
    可哀想に嫌われてました。

    懐かしい想い出です。

    短大ですが大学の雰囲気もわかり
    短大に進んでよかったと思ってます。

    今日は長々と私事を書いてしまいました。
    申し訳ございません。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。なっちゅんさんの『すみませんと直ぐに言う』のは上手な生きかただと私は思います。すみませんと言われて、先生も気づいていたのだったらそれでいいのです。下手に反抗してもいいことはありません。すみませんごめんなさいを上手に使える人は頭がいい人だと(私は)思います。

  2. えりー より:

    今日は夏季休業なのですね。
    いつも患者さんのために
    お忙しくなさっているので
    良い休養ができますように。
    この大学で良かったと言う
    お言葉は恩師の先生方や
    本間先生のご両親にとっても
    嬉しいことだと思います。
    医大は子供の頃から何度か
    受診したことはありますが
    大学はとても充実しているの
    ですね。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。正直に言って学生時代には『北大はいいなぁ~』と思ってました。卒業して40年も経ってみると、北海道内で活躍しているのは札幌医大の卒業生が多いです。今の札幌医大の外科学講座はとても充実しています。卒業生の一人として正直にうれしいです。

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