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日米の違い

 昨日のニトリ寄附講座の続きです。㈱ニトリでは創業以来毎年、社員の米国研修があります。今年は総勢700人が渡米するそうです。ニトリの社員は米国研修でさまざまなことを学びます。
 安孫子尋美(アビコヒロミ)先生の講義で印象に残ったのが、日米の違いでした。米国では豊かさに対する感覚が日本と異なるそうです。日々の生活の中で、さまざまなものをコーディネートさせる生活が米国流の豊かな生活です。
 日本人はブランド物が大好きです。海外で高価なブランドのバッグや時計を買うのは日本人です。腕にはスイスの高級時計。バッグはフランス製の高級品。どこへ行くにも高級ブランドを身につけるのが、ステータスだと信じています。
 その結果、ラーメンを食べに行く時もロレックスをしてヴィトンのバッグを持って行き、ホテルのディナーでも同じ時計とバッグです。米国では、TPOS (Time, Place, Occasion, Life Style)によって時計もバッグも帽子も靴も使い分けるのが豊かさなのです。
 家庭でも、高価なウェッジウッドの食器を‘来客用’として食器棚の奥にしまっておき、毎日の食事はお父さんとお母さんと子供たちがバラバラの食器で済ませてしまうのが日本。米国では、食器は壊れる消耗品扱い。その日の料理に合わせて使い分けるのが米国流。
 なんでもかんでも米国流が一番とは限りませんが、確かに考えさせられることがたくさんあります。この豊かさに対する考え方の違いは、昨日紹介した渥美先生のテキストに紹介されています。

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