医学講座
ラインが消えかかってきたら…
大切な日を目前にして、
ラインが消えかかってきたら…
あらぁ…ぁ…ぁ…
困ったなぁ…
どうしましょう…
すぐに再手術はできません。
そんな時はどうしましょう…?
■ ■
結婚式の2週間前に…
突然、ラインが消えかかると…
あせります!!!
招待状は出してしまっているし、
友人も…
‘その日’に合わせて…
休みを取っています。
■ ■
なんてことだ!
『もう…』
『おしまいだ…』
なんて思わないでください。
一番大切なのは…
まず落ち着くことです。
冷静に…
れいせいに…
落ち着くことです。
■ ■
まず一番してはいけないことを書きます。
①永久保証のプレミアムスーパー埋没法
②大手チェーン店へ電話して
③119番みたいに…
④大変ですたいへんです…
⑤取れない埋没法が取れちゃいました!
⑥す…すぐに再手術をお願いします!
⑦…と電話をしました。
■ ■
前はあんなに親切だった、
受付のお姉さんが…
ちょっと低い声で答えてくださいます。
取れたんですかぁ~
すぐに手術は無理ですねぇ~
前の先生…?
もう辞めていないです。
どこへ行ったか…?
私が知るわけないじゃないですか。
■ ■
チェーン店の店長だった、
ベテラン美容外科医の先生は、
数年前に退職されてしまっていました。
今の先生は、
若い新規採用の先生。
どう見ても頼りなさそうです。
チェーン店の中には、
美容外科を廃業して、
レーシック専門の眼科になったクリニックもあります。
■ ■
そんなクリニックへ行って…
結婚式の2週間前に…
無料お直しの再手術を受けるのだけは…
絶対に止めてください!
前回はベテラン先生がして腫れなくても…
若い慣れない先生がすると…
内出血で腫れてしまうことがあります。
サングラスをした…
花嫁は…
考えられません。
■ ■
一番安心なのは…
ラインが薄くなってきたと気付いたら…
またアイプチや
メザイクをすることです。
私は個人的には、
細いファイバーになった、
メザイクをおすすめします。
メザイク1本でラインができなければ、
2本にしてみてください。
■ ■
紙が破れかけた時…
本が破れかけた時…
家の壁紙がはがれかけた時…
糊(のり)で補強すると…
しばらく使えます。
二重のラインも…
消えかかったきた時に…
メザイクで補強するのです。
そうすると…
しばらくもちます。
■ ■
結婚式の2週間前は…
式の準備や…
打ち合わせ…
引き出物の数の確認…
などなど…
とても忙しい時期です。
そんな時期に…
花嫁さんが…
二重ごときで落ち込んでいては、
ご主人にも
ご主人のお母さんにも疑われます。
■ ■
メザイクの力を借りて…
結婚式は乗り切ります。
晴れて新婚旅行からお帰りになったら…
信頼できる美容形成外科を受診しましょう。
入籍も済ませていれば、
最悪…
バレても…
二重ごときで離婚はできません。
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下の写真は、
私が診察すれば…
眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)です。
黒目が半分しか出ていません。
瞳孔(どうこう)の前に…
睫毛(まつげ)があり、
視野の妨げになっています。
新婚で…
子どもがいないうちに…
優しいご主人に言ってください。
■ ■
わたし、高校生の時から…
コンタクトを使っていたの…
最近、夕方になると目が疲れて…
頭も痛くなって…
病院で診てもらったら…
『がんけんかすい』っていう
病気なんだって。
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ご主人に…
2週間の里帰り休暇をいただき、
眼瞼下垂症手術を受けてください。
赤ちゃんをつくる前です。
ご主人に申し訳ないと思ったら、
元気な赤ちゃんを産んで、
美味しいお料理をつくってあげてください。
おじさん先生からのアドバイスです。
眼瞼下垂症の人は
埋没法が取れます