院長の休日
クレオパトラな女たち
日本テレビ系列で放送された、
クレオパトラな女たちを4月18日(水)に見ました。
朝から家内が…
形成外科医が美容外科に転職したドラマだって…
昔は形成外科って言ったって…
はぁ~?
整形外科ですか?
…と言われたのに…
形成外科も有名になったわね~
…と録画予約をしていました。
■ ■
番組を見た感想です。
ふつうの人は…
美容外科クリニックを…
こんな風に想像しているのだなぁ~
ちょっとがっかりしました。
番組HPの紹介文です。
大学病院の形成外科医だった岸峯太郎(佐藤隆太)は、
美容整形専門のビューティー・サージャリー・クリニック(BSC)に転職。
実は女性が苦手で健康な体にメスを入れるのにも否定的だったが、
父・慎太郎(山崎一)が作った多額の借金を返済するために
給料のいい美容外科の仕事をすることにしたのだ。
■ ■
形成外科から美容外科に転職した先生はいます。
私もその一人です。
でも…
実際の美容外科クリニックと番組のクリニックは…
かなり違っていました。
手術場面も写っていましたが…
ホクロの縫い方も雑すぎます。
もう少し…
ほんものの美容外科医に見てもらって…
しっかり監修してもらうべきです。
■ ■
美容外科医が食べている昼食は…
大部分がお弁当です。
院内に調理設備があって…
ヘルシーな昼食を準備しているところなんて…
聞いたことがありません。
ゆっくり昼食を食べる時間もありません。
■ ■
クリニックが広すぎます。
東京の銀座で開業している先生。
家賃は札幌の何倍もします。
医師が昼食を食べる場所を…
あんなに広くとっては赤字です。
手術の時にかぶる帽子だけは、
あるクリニックに似ていました。
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来週の番組を見るかどうか…
まだわかりません。
私は…
良い気分ではない番組でした。
今度、他の美容外科医の意見も聞いてみたいと思います。
現実の美容外科クリニックは、
あの番組とは違うというのが実感です。