院長の休日
夫が好きな3点セット
平成24年4月28日、朝日新聞朝刊ひとときへの投稿です。
夫が好きな3点セット
主人は安上がりです。一番好きなものが、雑巾、ほうき、ちりとりの3点セットです。朝起きてから夜床につくまでに何回手に持っているかといえば――、いつもどれかを持っています。
雑巾は使い古したタオルで作ったもの、ほうきは用途によって何種類かあります。ちりとりは幸いひとつだけです。本当に几帳面(きちょうめん)で、一緒に暮らしている私は見ているだけで疲れるので、なるべく別行動をとるようにしています。
主人は7歳年上で、このごろ、「死んだ時には棺の中にこの3点セットを入れてほしいなあ。三途(さんず)の川が散らかっていると渡れないから」と言うようになりました。「そうねえ、安価だから、新品を入れてあげる。安心してね」と答えています。
私の性格は正反対で、だらしなく、いつも手抜きを思いつく方です。だから合うのでしょうか? それとも合わせてくれているのでしょうか?
今朝も玄関の内外を掃き、ポストを拭き、今はテーブルをきれいにしています。掃除をした後の主人の顔は生き生きしています。いつもありがとうございます。長生きしてね!
福岡県糸島市_新井容子_主婦63歳
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
私は几帳面できれい好きです。
雑巾(ぞうきん)、ほうき、ちりとりの3点セットは持っていません。
うちの奥さんも…
一緒に暮らしていて…
見ているだけで疲れているかも…です。
…でも私の方がずっと疲れています。
■ ■
形成外科の先生には…
几帳面(きちょうめん)で、
細かいことにうるさい先生が多いです。
ある先輩の先生の奥様が…
あんなに細かい手術をしているのだから…
細かいことに気付くのは当然…
…と言われたことがありました。
■ ■
私は…
今は忙しくて掃除はできませんが…
退職して…
毎日が日曜日になったら…
掃除機と雑巾で…
そこら中を掃除するかも…です。
■ ■
それにしても…
世の中には…
同じような組み合わせの夫婦が…
いるものだなぁ~
…と感心しました。
奥さんも
性格も
今さら変えられないので…
仲良く暮らそうと思っています。