医療問題

安倍首相に望む②

 安倍首相は
 潰瘍性大腸炎という難病の患者さんです。
 ストレスに強くなる
 …という2007年9月14日の院長日記に書きました。
 安倍首相が突然辞任し、海外からも酷評されています。
 昨日は、慶応病院で相川病院長以下が記者会見をしました。
 以下は朝日新聞から引用しました。
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 安倍首相が入院した慶応大学病院では、13日午後2時から、主治医の日比紀文・医学部教授(消化器内科)が記者会見し、「機能性胃腸障害が悪化し、全身が衰弱している」と病状を説明した。
 機能性胃腸障害は、ストレスや精神的な疲労が引き金となり、おなか上部の膨満感や灼熱(しゃくねつ)感、みぞおちの痛みなどの症状がある。
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 日比教授によると、安倍首相は、1ヵ月以上前から食欲不振や胃もたれなどの症状を訴えていた。当初は軽かったが、数週間前にウイルス性とみられる腸炎を起こすなどして悪化。シドニーでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)から帰国した10日ごろから、疲労感も強くなった。「体重はここ数カ月で5キロほど減った。3、4日の入院が必要」と話した。
 辞任表明直後の12日夕方にも診察したが、13日はさらに衰弱が進み、「(公務の)緊張状態を続けるのは、少し難しいと判断した」という。ただ、「(進退について)総理にアドバイスしたことはない。数日前まで執務に全く支障はない状態だった」と強調した。
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 胃腸の病気に詳しい国立病院機構さいがた病院(新潟県上越市)の松枝啓院長は「薬で治療することもあるが、多くは生活習慣や食生活を改善し、ストレスを減らせば良くなる」としている。
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 「翼短かったタカ」… 安倍退陣、海外メディア辛らつ
 13日付米紙ワシントン・ポストは、安倍首相が7月末の参院選で惨敗して以来、「生けるしかばね」だったと酷評。
 ニューヨーク・タイムズは首相は「闘う政治家」と自らを表現したが、「明らかに闘う度胸を持っていなかった」と戦意喪失の様を紹介。タイミングも「不可解だ」としている。
 (平成19年9月13日朝日新聞より引用)
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 ネットで検察したところ…
 安倍氏は2年前から、
 平成21年12月に発売された「ゼリア新薬工業」の新薬「アサコール」を常備薬としている。
 …と書かれていました
 ご自分の病気は…
 首相ご自身が一番よくわかっています。
 この潰瘍性大腸炎…
 お腹が痛くなって
 トイレをがまんできなくなります
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 安倍首相に望むことは…
 困っている患者の立場に立って…
 日本を世界一の医療先進国にしてください。
 治療者のレベルが高くても…
 日本には世界の最先端医療をすぐに導入できない、
 障壁がたくさんあります
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 私たち医師から見ると…
 海外ではあたりまえの治療を…
 日本に導入するのに…
 何年もなんねんもかかります。
 認可された頃には…
 時代遅れになっているのもたくさんあります。
 これを是非、改革していただきたいです
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 厚生労働省のお役人には…
 頭が硬いのか…
 わけのわからない人がたくさんいます。
 有識者という名前で…
 実際の現場を知らない人がたくさんいます。
 勝沼栄明議員のように…
 医師免許を持っていて…
 現場で苦労した先生によく聞いてほしいです。
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 私は日本人が使う医療費は…
 いろいろな改革をすることによって…
 ずっと減らせると思います。
 今は制度を上手に利用した…
 一部の医療機関だけが利益を出しています。
 公立病院の赤字があたりまえでは…
 日本の医療は進歩しません。

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