昔の記憶
衆議院議員選挙投票日2012
平成24年12月16日、朝日新聞、天声人語です。
大波のような毀誉褒貶(きよほうへん)の落差が、田中角栄元首相ほど激しい政治家もまれだ。金権政治の元凶のように見られながら、本紙別刷り「be」による戦後首相の人気投票では吉田茂を抑えて1位になった。その人の、きょうは命日だという。
▼先輩記者の著書によれば、あのだみ声で、よくこういう演説をしたそうだ。「政治はね、生活なんです。昨日より今日、今日より明日の生活が良くならなくちゃね。月給が倍増、3倍増、10倍増になったでしょ」。いい時代だった。
▼それから幾年月、この国はどんより雲に覆われ、政治の仕事は「富の分配」から「我慢の分配」に変わった。内外の難しい舵取(かじと)りを、どの政党、どの人物にゆだねるか。決めあぐねたまま投票日、という人も多いようだ。
▼思えば、東西冷戦や高度経済成長の時代は分かりやすかった。無関心でも政治はそこそこやってくれた。そうした「お任せ民主主義」からの覚醒を迫られる中で、迷いは募る。一票の意味はかつてなく複雑、かつ多様だ。
▼一昨日の紙面に、大学生が選んだ今年の漢字は「乱」という記事があった。政治は混乱し、政党は乱立。そして、次の政権に期待する漢字の1位には「信」がきた。乱から信へ。たとえ消去法でも腐らずに権利を行使したい。
▼あきらめと冷笑は何も生まない。「悪い政治家をワシントンへ送るのは、投票しない善良な市民たちだ」とある米国人が言った。永田町もおなじこと。明日をもっと悪くしないためにも、鉛筆に力をこめて。
(以上、朝日新聞より引用)
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毀誉褒貶(きよほうへん)を調べてみました。
人をほめたり、悪口を言ったりすること。また、ほめられたり、けなされたりする様々な世間の評判を表す。
「誉」「褒」は「ほめる」、「毀」「貶」は「けなす」を表す漢字である。
「毀誉褒貶相半ばする人物」
きよほうへん あいなかばするじんぶつ
良い評判と悪い評判が半分半分位あって評価の分かれる人物
良く言う人もいれば、悪く言う人もいるような人物
私のことか…?と思いました。
良く言われることもその反対もあります。
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内閣総理大臣
…という2008年5月27日の院長日記に書きました。
私は今でも田中角栄さんが好きです。
私が札幌西高校の生徒だった時に、
田中角栄さんが内閣総理大臣になりました。
‘コンピューター付きブルドーザー’とか
‘よっしゃよっしゃ’とか
‘小学校しか出ていない総理大臣’とか
‘田中のカナ振り英語’とか
いろいろ言われた内閣総理大臣でした。
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天声人語に書かれてあったように…
この国はどんより雲に覆われ、
政治の仕事は「富の分配」から「我慢の分配」に変わった。
内外の難しい舵取(かじと)りを、
どの政党、
どの人物にゆだねるか。
決めあぐねたまま投票日、という人も多いようだ。
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私も決めあぐねたまま投票日の一人です。
うちの奥さんは…
一度、放り投げた人は嫌だと言っています。
報道によると…
次の内閣総理大臣は、
私と同じ昭和29年9月生まれの、
元内閣総理大臣のおじさんになりそうです。
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このおじさん…
2007年には潰瘍性大腸炎の悪化で…
途中降板されました。
ネットで検索すると…
安倍氏は2年前から、
平成21年12月に発売された「ゼリア新薬工業」の新薬「アサコール」を常備薬としている。
…と書かれていました。
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最近の安倍さんを見ると…
潰瘍性大腸炎の悪化はないと思います。
1日に30回トイレに行ってまだおなかが痛い
…という状態からは回復されていると思います。
私と同年代で…
一度降板された方ですが、
それだけ弱者の痛みもわかると思います。
ちょっと不安もありますが…
私は自分と同年代のおじさんに一票を入れます。
公約を守って日本を取り戻してください。