昔の記憶
まぶしかった年賀状
平成25年1月11日、朝日新聞朝刊、
『ひととき』への投稿です。
「久しぶり! 元気? 私は元気だよ また会いたいね♪」
友達から送られてきた1通の年賀状に驚いた。そして、うれしい気持ちが込み上げてきた。
幼いころ、父の仕事の都合で何度も引っ越した。幼稚園は三つ、小学校は二つ通った。
仲の良い友達と離ればなれになるのが嫌だった。「幼稚園時代からの友達」が、すごくうらやましくなることもあった。引っ越してしまうと、なかなか再会できるものではない。連絡も取れないことの方が多い。
それが今年、幼稚園のころの友達から年賀状が届いた。差出人の名を見て、本当に驚いた。数年間、連絡さえ取っていない友達から、送られてくるなんて思いもしなかった。書かれた文章はいたって簡単なものだったが、私にとっては涙が出るくらいまぶしかった。
わざわざ年賀状をくれたことがうれしかった。自分のことを覚えていてくれたことがうれしかった。そして何よりも、たとえ距離が離れていたってつながっているよと、この年賀状に教えられた気がした。
たった1通の年賀状だけど、私たちはつながれる。
(千葉県我孫子市 石井萌々香 高校生16歳)
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
この投稿を読んだ時、
20代か30代の女性かなぁ~
…と思いました。
最後まで読んで…
16歳の高校生とわかり…
すごい高校生だなぁ~
…と思いました。
■ ■
自分の子どもを含めて…
今の若い人は年賀状を出しません。
ケイタイがあるし…
Lineもあるし…
FaceBookもあります。
通信手段にこと欠きません。
■ ■
私が奥さんと知り合ったのは…
札幌美容形成外科の下の雪印パーラーです。
思い出の場所
…という2007年6月28日の院長日記に書いてあります。
知り合ってすぐに…
♡LOVE♡ラブ♡
…だったのではありません。
■ ■
数年間は…
年賀状のやり取り程度はする関係でした。
今だったら…
メルアド変更をしたら…
アドレスが変わりました
…と知らせる程度でしょうか?
そんな程度でした。
■ ■
年賀状のやりとりがなかったら…
おそらく結婚することはなかったと思います。
私たちはよく夫婦喧嘩をします。
だから…
年賀状を出したことが…
よかったのか悪かったのかはわかりません。
ただお世話になったのは事実です。
■ ■
投稿者の女子高生のように…
私の子どももたくさん転校をしました。
上の子は…
3つの幼稚園と、
2つの小学校に通いました。
幼稚園や小学校時代の友人はいないようです。
■ ■
投稿者の女性は、
高校生なのに新聞を読んで…
『ひととき』に投稿なさって…
とてもしっかりとした文章を書いていらっしゃいます。
立派な高校生だと思います。
この『ひととき』を読ませていただき、
朝からいい気分でした。
これからも元気で勉強をつづけていただきたいです。
“まぶしかった年賀状”へのコメント
コメントをどうぞ
ほんとに心から嬉しかったのでしょうね。素敵な高校生ですね。
我が家は喪中葉書出し忘れた方々から何通かいただきましたが直接何年かぶりに電話でお話した方がいて 私の結婚式の時、従姉妹の結婚式と重なり途中で退席してお見送りできなかった事を32年たった今も悔いていると言われ、私はまったく気付かなかったといい 32年の重荷が取れたみたいだと言われました。 息子の友人からも赤ちゃんと奥さん旦那さんと一緒の写真ばかりで ほのぼのした正月でした。 先生 そんな事を書いては行けません。奥様和子さんに感謝して、いつもありがとうといいハグくらいすべきですよ。和子様だから今まで先生を支えてこられたのだと思います。
本当に文章力がある高校生ですね。驚愕しました!!
私も転勤族の子で、小学校3つ、中学校2つに通いました。そしてご子息様と同じく小学校以下では音信不通になりました…。