日記_わきが
腋臭症・多汗症[治療実践マニュアル]
昨日の院長日記で、
東京でわきが手術を受けるなら、
稲葉クリニックをおすすめしますと書きました。
形成外科医としても、
美容外科医としても、
難しいと感じるのが腋臭症治療です。
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下にご紹介している本は、
腋臭症・多汗症治療実践マニュアル
阪大形成外科教授の細川亙(ホソカワ コウ)先生が編集されました。
2012年3月に初版が発行されています。
本体価格が5400円と、
医学書としては安価です。
腋臭症治療の本として優れた内容の本です。
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AMAZONで購入することもできます。
この本には、
さまざまな手術法が載っています。
写真もたくさん掲載されています。
大手美容外科で、
【再発ゼロ】
【最も傷が小さい】
【効果が高い】
…と宣伝している手術でも、
完全ではないことが理解できる本です。
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腋臭症手術をたくさんした先生なら、
手術がどんなに大変かよくわかります。
それじゃ、
米国の最新式機器で
わきがを
根本から解決することが可能
…と書いてある治療はどうなの?と思います。
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残念なことですが、
大手有名美容外科で40万円近くもかけて、
2回治療を受けたけど、
においも汗も残ったという人が、
札幌美容形成外科に来院されます。
結局、【重度】原発性腋窩多汗症として、
保険適応のボトックス注射を受けられます。
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下の本の中にはたくさんの写真が掲載されています。
写真を見ただけで、
においが残っている手術かどうかわかります。
私は稲葉先生とは面識もなく、
利害関係もありません。
この本の写真を見て、
取り残しがないワキガ手術は、
稲葉法だと感じます。
ワキガ手術は簡単ではありません。
血腫や皮弁壊死という合併症もあります。
先生を慎重に選んで手術を受けてください。