医学講座

北海道内観光バス運転手の解雇相次ぐ

 今日は2020年3月17日(火)です。
 3月中旬なのに、、、
 今朝の札幌は路面が凍結していました。
 寒かったです。
 新型コロナウイルスのために、
 北海道内の景気が悪くなっています。
 困りました。
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 2020年3月17日、北海道新聞朝刊の記事です。
 観光バス運転手 解雇相次ぐ 道内外国客激減「苦渋の選択」 新型コロナ、業界損失約9億円
 新型コロナウイルスの感染拡大で観光客が激減する中、道内の観光バス会社で運転手の解雇が相次いでいる。インバウンド(外国人観光客)の急増を背景にした運転手不足から一転、解雇に踏み切った会社は「業績の回復が見通せず、苦渋の選択だった」と苦しい胸の内を明かす。北海道バス協会によると、観光バス業界の損失は胆振東部地震の際の9億円に迫る見通し。政府は緊急対策を打ち出したが、解雇の歯止めになっていない。
 札幌市内の観光バス会社は2月末、運転手20人全員を解雇した。中国人ツアー客のキャンセルが相次ぎ、1月下旬から所有する大型バス20台はほとんど稼働していない。同社は「今の状況がいつまで続くか全く分からない。運転手の雇用を維持したままでは会社が存続できないと判断した」と苦境を訴える。
 札幌市内の別の観光バス会社も1月から中国人観光客のキャンセルが続き、運転手8人のうち7人を解雇した。日高管内浦河町の貸し切りバス、タクシー運行会社は2月下旬、観光客の減少で資金繰りが悪化して休業し、運転手ら従業員13人全員を解雇した。
 北海道バス協会が、加盟する観光バス会社124社を対象に新型ウイルスの影響を調査したところ、今年1月から6月までの観光バスのキャンセルは16日現在で延べ1万2700台に上り、減収額は8億6千万円に達する見通し。2月下旬からはインバウンドに加え、国内旅行客の利用も一気に減った。3月は壊滅的な状況で、4、5月は修学旅行の予約取り消しが目立つという。
 札幌市内のバス会社の男性運転手(53)は3月に入ってから自宅待機が続く。運転手約10人の小規模事業者で、解雇の話も出ている。「今月の勤務表は白紙状態。約20万円の月収がゼロになるかもしれない」。先行きへの不安から転職先を探し始めたという。
 一方、感染拡大前の深刻な運転手不足を踏まえ、事態が収束した後を見越してできる限り雇用を維持しようとするバス会社もある。オホーツク管内のバス会社は流氷観光に合わせた運行がすべてキャンセルになったが、運転手は部署を換えるなどして解雇を踏みとどまっている。同社は「雇用を継続するのは厳しいが、観光客が戻ってきたときに人手を確保できるか不安がある」と話す。
 政府は緊急対策として、子どもの休校に伴う休業の賃金補償や、中小企業を対象にした貸付制度を発表した。労働問題に詳しい札幌市の加藤丈晴弁護士は「休業補償は対象が限られている上、企業が申請する仕組みなので、労働者が望んでも活用されない可能性がある」と指摘。会社の損失を穴埋めする制度はないため、事業継続のため従業員を解雇する会社はほかの業種を含めて今後も相次ぐとみて、対策拡充の必要性を訴えている。(下山竜良、金子俊介、本庄彩芳)

 

インバウンドの増加を受け、札幌市が開設した観光バス専用駐車場。新型コロナスの感染拡大でがらがらの状態が続く=13日、札幌市中央区大通東2(小室泰規撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

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 北海道経済大打撃2020
 2020年3月9日の院長日記でご紹介した通りです。
 観光バスの運転手さんも、
 タクシーの運転手さんも大変です。
 札幌市内では、
 タクシーの空車の列が長く続いています。
 東京でも大変なようです。
 見えないウイルスのためです。
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 私はコロナ不況は、
 一時的なものと見ています。
 津波で建物や工場が破壊されたのとは違います。
 治療法さえ見つかれば、
 感染しても重症化して死亡しなければ、
 ただの風邪になります。
 ネットのニュースを見ると、
 効果がある薬も見つかりそうな気がします。
 もうしばらくの辛抱です。

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