医学講座
ドイツの人工呼吸器
今日は2020年3月29日(日)です。
残念なことに、
新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大しています。
ネットのニュースによると、
世界で死者3万人超、
イタリアが1万23人
スペインが5690人
両国で世界全体の死者の約半数を占めています。
Yahoo!ニュースの共同通信の記事です。
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その中で、
ドイツの死者数が少ないのが目立ちます。
2020年3月29日、Yahoo!ニュースです。
ドイツ、生死分ける人工呼吸器
2週間以内に重症者急増の予測も
【ベルリン共同】ドイツでは新型コロナウイルス感染者が3万人を超す一方、死者は約150人と周辺国より圧倒的に少ない。状況に詳しい同国の医師が24日、共同通信に、医療機関が多数の人工呼吸器を備えていることが死者抑制に決定的な役割を果たしたと述べた。ただ医師は、2週間以内に重症患者が急増すると予測、対策は正念場を迎えている。
医師は病院運営者の全国組織、ドイツ病院協会のベルント・メッツィンガー氏(63)。国内の多数の人工呼吸器について「死者数を抑える土台となった。全ての国がこれだけの台数を備えているわけではない」と述べ、ドイツの医療設備の充実ぶりを挙げた。
(以上、Yahoo!ニュース、共同通信より引用)
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ドイツには優れた医療機器があります。
札幌美容形成外科で使用している麻酔器も、
ドイツ製です。
ドレーゲルというメーカーの製品です。
とても優れた機器です。
メーカーのサポート体制も充実しています。
ドイツの死者数が少ない原因が人工呼吸器だというのがわかります。
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私は今回のパンデミックで、
医療にかけるお金の大切さが、
政治家にわかってもらえたと思います。
いざという時のために、
医療機関を整備して、
医療機器を準備することは、
軍事力の準備より大切だと(私は)思います。
日本の死者数が増えないことを祈っています。