わきが
わきがを手術で治す2020
今日は2020年6月23日(火)です。
昨日の院長日記、
わきが診断2020に、
さくらんぼさんから、
コメントをいただきました。
わきがも奥が深いですね
その通りです。
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えりーさんから
いただいたコメント。
においは心の病にも繋がり日常生活にも支障が出てしまう
これもその通りです。
わきがで悩む人は意外と多いのです。
■ ■
厚生労働省が認めたわきが治療は、
手術だけです。
K008腋臭症手術
①皮弁法_6,870点
②皮膚有毛部切除術_3,000点
③その他のもの_1,660点
3種類の手術法が記載されています。
実際に行われているのは、
①皮弁法だけだと思います。
■ ■
ある形成外科の先生が学会で発言されていました。
腋臭症手術は、
においを無くそうと、
アポクリン腺を切除すればするほど、
攻めればせめるほど、
創傷治癒が悪くなる。
医局員から、
『先生、この手術はやめましょう!』
…と言われたと、、、
■ ■
もっともな意見です。
アポクリン腺を切除して、
脇の皮膚が薄くなると、
治りが悪くなります。
血流が悪くなるからです。
血流が悪くなった皮膚を、
上手に治すのが形成外科医です。
■ ■
全層植皮くらいに皮膚を薄くして、
そこを上手に治して復活させる必要があります。
簡単な手術ではありません。
術後のケアーが大切になります。
だれにでもできる簡単な手術ではないので、
形成外科医が活躍できると、
私は考えています。
保険診療にこだわって手術を続ける理由です。