医学講座

ススキノ内感染から感染拡大

 今日は2020年11月8日(日)です。
 残念なことに札幌で新型コロナの感染が拡大しています。
 北海道新聞朝刊の記事を読むと、
 対策の遅れを指摘されています。
 私も同じ考えです。
 薄野の一部のお店のために、
 薄野全体が汚染区域のように思われています。
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 2020年11月8日、北海道新聞電子版の記事です。
 接待店従業員間で感染→パブやバーにも広がり 札幌市がススキノ分析 業態多様化 経路追えず
 札幌市は7日、8~10月に新型コロナウイルス感染者が出た中央区・ススキノ地区の飲食店の業態別内訳を公表した。当初は男性客が女性と会話を楽しむニュークラブなどでの感染が目立っていたのが、女性客が男性従業員の接待を受けるホストクラブなどに拡大。ススキノで働く人同士で感染が広がる「ススキノ内感染」から、10月は一般客が利用するパブやバーに広がった形で、市はさらに感染が拡大することを警戒している。
 市保健所によると、8月に感染者が出たススキノの接待を伴う店のうち、女性が男性客を接待する業態が66%を占めた。内訳は若者向けのガールズバーやニュークラブが41%、キャバクラ17%、中高年男性が多いスナックなどが8%、パブやバー17%だった。
 9月も女性が男性客を接待する業態が52%だった。一方で男性が女性客を接待するホストクラブがゼロから31%に増えた。
 感染者が出た店は、8月はニュークラブなど7種類だったが9月はホストクラブなどが加わり11種類、10月は12種類に多様化。当初のガールズバーやホストクラブに加え、いったん感染が収まっていたパブやバーでも再び感染者が出た。
 市保健所によると、当初は、接待がある飲食店で働く女性が、客としてホストクラブを訪れ感染する「ススキノ内感染」と言えるケースがあり、市保健所が聞き取り調査で感染経路を追えた。だが、10月はススキノで働く人が利用しないパブやバーでも感染が発生。市保健所は「10月に入り、感染経路が追えないことがある。多様な業態や店に広がっている」とみる。
 市保健所の分析では、10月に感染者が出たススキノの接待を伴う飲食店のうち2割でクラスター(感染者集団)が起きており、多くが朝方まで営業していたことも判明。道と札幌市がススキノの飲食店に営業時間短縮などを要請したことを踏まえ、市保健所の山口亮感染症担当部長は「酒に酔い、大声で長時間話すことは良くない。時短の効果に期待したい」としている。(中村征太郎)

(以上、北海道新聞電子版より引用)

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 困ったことです。
 新型コロナ札幌過去最多83人
 2020年11月3日の院長日記、
 新型コロナ札幌が過去最多46人
 2020年10月27日の院長日記、

(2020年10月27日付の北海道新聞より引用)

(2020年11月3日付の北海道新聞より引用)

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 医療関係者ならとっくに気づいていると思います。
 ニュークラのお姉さんが、
 仕事が終わった後、
 ホストクラブに行って、
 ホストのお兄さんに感染して、
 その後、朝までやっているお店で感染が拡大して、
 とうとう札幌市内で3桁になりました。
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 これは何とかしないと、
 薄野のふつうのお店が大変です。
 薄野の街全体がヤバイと思われています。
 せっかく戻ってきた、
 本州からの観光客までキャンセル続出です。
 接待を伴う店なんて言葉はやめて、
 濃厚接触するお店は営業をやめていただきたいです。
 66歳の医師としての思いです。

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