医学講座
第38回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会(東京)②
今日は2020年11月13日(金)です。
第38回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会(東京)①の続きです。
毎年ふりがなをつけています。
とうがい_がく_がんめん_外科学会です。
顔の骨を治す外科学です。
最近の学会では美容外科に関することもよく取り上げられます。
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昨日の学会で印象に残った発表です。
パネルディスカッションⅡ(教育セミナー)
現地第1会場11月12日(木)15:00~16:10
「美容外鼻-unfavorable resultから学ぶ外鼻形成」
司会:
宮脇剛司(東京慈恵会医科大学 形成外科)
倉片 優 (クリニカ市ヶ谷)
「外鼻形成は難しい?-unfavorable resultを考える」
演者:井上義一(藤田医科大学 形成外科)
「未経験から始めた鼻手術、失敗例から学び現在思うこと」
演者:上原恵理(帝京大学医学部 形成・口腔顎顔面外科学講座)
「構造力学からみたRhinoplasty」
演者:菅原康志(リラ・クラニオフェイシャル・クリニック東京)
「外鼻下1/3の美容外科手術」
演者:福田慶三(ヴェリテクリニック東京銀座院)
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菅原康志先生と福田慶三先生が解説される、
とても勉強になる教育セミナーでした。
はっきり言って、
鼻は難しいです。
ちょっとした軟骨の骨組みで、
鼻の形が変わります。
団子鼻を治すのはベテランでも難しいです。
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私はヴェリテクリニック東京銀座院の福田慶三先生が言われた、
鼻を動かす癖のある人は、
毎日微妙な力がかかるので、
軟骨が微妙にずれてくるというポイントです。
アレルギーで鼻を強くかむ人や、
鼻先を動かす癖のある人は、
よほど注意していないとずれたり曲がったりします。
ベテランの福田慶三先生のお言葉は貴重です。