医学講座
2020年12月31日
今日は2020年12月31日大晦日です。
最後までつたない院長日記を読んでいただきありがとうございます。
今年はコロナ禍で大変な年でした。
札幌美容形成外科も大変でした。
ご高齢の方の受診がほぼゼロになりました。
当然といえば当然のことです。
患者数も売上も減りました。
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先日さくらんぼさんから、
今年は年末楽しくなる話しを教えて下さい
…とコメントをいただきました。
困りました。
楽しくなる話しは、
残念ながらありませんでした。
私から感謝しているお話しを書きます。
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2020年はコロナ禍の年でしたが、
本間家にとって、
一番大変だったのが、
ばあさん心臓弁膜症になるでした。
92歳のばあさんが、
重度の大動脈弁狭窄症になりました。
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私の古い頭では、
92歳で重度の大動脈弁狭窄症は、
死んだも同然でした。
本人も、
もうどんな治療も受けたくない
どうなってもいいから治療は受けない
…でした。
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熱心な循環器内科の先生のおすすめで、
嫌がるめんこくないばあさんを、
同期の村上弘則先生が診てくださいました。
村上先生は穏やかな先生です。
がんこなばあさんに、
決して強要することはなく、
優しく説明してくださいました。
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同期の福岡誠二先生に、
頭部の精査をしていただきました。
二期会歯科クリニックの、
門脇繁先生に歯の治療をしていただき、
手術の準備を慎重に行いました。
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手術は2020年9月2日に行われました。
92歳なのに、
全身麻酔で挿管して無事に終わりました。
2020年9月16日に無事に退院しました。
心臓の手術をしていただいたのに、
手術から2週間目に、
一人でタクシーで退院できました。
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手術をしてくださったのは、
北海道循環器病院の山本匡先生です。
何一つ心配することはありませんでした。
素晴らしい先生です。
92歳でも安全に手術をしてくださいました。
医学の進歩は素晴らしいです。
今年、一番感動したできごとです。
ばあさんは92歳でも元気です。
皆さまのご声援に感謝しております。
一年間ありがとうございました。
おかげ様で元気になりました
TAVIタビ経カテーテル的大動脈弁植え込み術を受けました