医学講座
死産した乳児遺棄の女性不起訴
今日は2020年12月19日(土)です。
札幌は雪です。
2020年12月18日のYahoo!ニュースです。
死産した乳児遺棄の女性不起訴 逮捕行き過ぎと医師批判
東京地検は18日、死産したとみられる乳児の遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で逮捕された無職女性(26)を不起訴処分とした。地検は理由を明らかにしていない。女性から相談を受けたという熊本市の慈恵病院の院長が、逮捕は行き過ぎだと批判していた。
女性は6日午前7時半ごろ、東京都品川区のマンションに乳児の遺体を放置した疑いで、7日に警視庁大井署に逮捕された。女性は逮捕前、病院の相談窓口に「死産したがどうしていいか分からない」とメールで相談したという。
院長は10日に記者会見し「保護が優先だ。逮捕ありきではなく慎重に事情を聴くべきだった」と指摘していた。
(以上、Yahoo!ニュース、共同通信より引用)
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私が2020年12月11日の院長日記でお伝えした、
警察は乳児遺棄容疑の母を保護すべきの結果です。
12月6日午後11時27分、女性から「朝7時ごろに自宅で死産をしてしまった。生活が苦しく、体調が悪くなり、先月ごろ仕事を辞めた。両親とも死別しており、頼れる人もなく、身分証も保険証もない。どうしたらいいか」と病院にメールがあった。7日に病院側と電話でやり取りをした女性が「少なくない出血がある」と告げたため、蓮田院長は保護が必要だと判断して大井署に通報した。
熊本市の慈恵病院、蓮田院長が
(出血があり)保護が必要だと判断して大井署に通報なさいました。
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女性はどうしたらいいかわからなかっただけです。
生活が苦しく、
体調が悪くなり、
先月ごろ仕事を辞めた。
両親とも死別しており、
頼れる人もなく、
身分証も保険証もない。
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こんな女性を保護するのが、
行政の役割だと思います。
不起訴は当然です。
トイレで出産して殺してしまった人もいました。
こんな事件があるたびに、
もっと性教育をすべきだと思います。
コロナ禍で生活が苦しい人が増えています。
医学の知識で望まない妊娠を減らすことができます。