医学講座
第45回日本美容外科学会(札幌)③
今日は2022年9月24日(土)です。
昨日で第45回日本美容外科学会(札幌)が終わりました。
山本有平教授在職中、最後の学会です。
感慨深いものがありました。
斬新な企画と、
たくさんのアイデアに満ちた学会でした。
今までの学会と違うところがたくさんありました。
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学会につきものの、
抄録集しょうろくしゅうがありませんでした。
プログラムに記載された、
QRコードを読み取り、
HPから抄録集にアクセスします。
私はiPadを持参しました。
抄録集より軽く、
暗い会場内でも読みやすかったです。
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昨日は一演題110分という、
とても長い講演が3つもありました。
午前9:10~午後15:55までです。
途中、お昼にランチョンセミナーがありました。
ライブサージェリーのように、
麻酔から縫合までを、
ビデオで流して講演し、
そのビデオの間に質疑応答がありました。
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この発表形式は今までになかったものです。
さすが山本有平教授はすごいです。
学術教育委員会企画
上眼瞼の美容外科手術を学ぶ
司会
野平久仁彦
宇津木龍一
原岡剛一
演者
池本繁弘
金沢雄一郎
齊藤隆文(山脇孝徳)
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池本繁弘先生は手術を最初から最後まで、
とてもきれいなビデオで見せてくださいました。
出血はほぼゼロ、
縫合はとても丁寧です。
他院で不満足だった患者さんなど、
たくさんの手術をなさっています。
形成外科出身の美容外科医らしい手術でした。
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金沢雄一郎先生は、
まぶたのお医者さんです。
眼科や美容外科、形成外科で手術をなさっています。
まぶた専門の先生です。
司会の宇津木龍一先生とよく打ち合わせていらして、
とても有意義な討論ができました。
まぶたの手術は難しいことがよくわかりました。
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齊藤隆文先生は、
台湾に留学されたため、
山脇孝徳先生が代演されました。
まぶたとひたいの関係、
眉の位置についてたくさんの討論ができました。
丸一日
上眼瞼の美容外科手術をしっかり学びました。
学術教育委員会の先生に感謝いたします。
今日からの診療に役立てます。
ありがとうございました。