医学講座
災害時の医療2022
今日は2022年10月18日(火)です。
札幌はとても寒いです。
朝起きたら、
外の気温は8℃でした。
これから寒くなります。
寒くなって災害が起きると大変です。
一番困るのが停電です。
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昨日の院長日記、
災害時に使えないマイナ受付の続きです。
2018年9月6日の北海道地震
北海道は大規模停電で大変でした。
活躍したのが、
市立札幌病院でした。
停電で透析ができなくなった病院から、
透析患者さんを引き受けました。
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市立札幌病院が活躍できたのは、
非常用電源のおかげです。
災害時にも対応できるように、
大型の非常用電源があります。
札幌市民の命を守るためです。
札幌市内では市立札幌病院にだけあります。
大規模停電になっても約3日程度は大丈夫だそうです。
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非常用電源があっても、
通信回線が止まっていたり、
マイナカードのシステム自体が止まると、
マイナ受付は使えません。
紙やカードの保険証でしたら、
記号・番号で受付ができます。
料金計算もできます。
大規模災害で電気も通信も止まった時でも、
医療は動かさなくてはなりません。
これが保険証を無くすのに反対の理由です。