医学講座

農家の後継者問題知って

 今日は2024年12月16日(月)です。
 先週の北海道新聞にとてもいい投稿が掲載されていました。
 『農家の後継者問題知って』という鹿追町の高校生からの投稿です。
 2024年12月13日、北海道新聞、読者の声への投稿です。
 農家の後継者問題知って 高校生 鈴木楓芽16(十勝管内鹿追町)
 鹿追町は住宅街、商店街を外れたら畑がいっぱいあるような町だ。私の祖父母は農業を営んでおり、私自身もこの地で農業に触れてきた記憶がたくさんある。
 農家の減少について考えている。鹿追に限らず日本全体の問題である少子高齢化が原因だろう―と思う。現在働いている農業者の方々も高齢化が進んでおり、体力や人手確保、後継者不足など問題が多々ある。若い世代の手を借りたいところだが、非正規だったり一時的な雇用だったりして、継統的に農業に取り組む若手はなかなか増えてこないようだ。
 将来を考えると、一番の問題は後継者確保だと思う。自分の周囲を見ても、積極的に「農家になりたい」という人は少数派のように感じる。今、私たちができることはなんだろうか。この現状をもっとみんなに知ってもらうことではなかろうか。そして農業に触れてその魅力を知り、農家の切実な問題を心配してくれる人が増えれば、農家の方々もうれしいに違いない。

(以上、北海道新聞より引用)

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 16歳の高校生からこんな立派な投稿をいただき、
 70歳の私はとてもうれしく思いました。
 鹿追町は緑がとても美しいところです。
 JA帯広厚生病院に勤務していた時に、
 何度か訪れたことがありました。
 おじいちゃんとおばあちゃんが農業を営んでいらして、
 農家のことを心配していらっしゃいます。
 若い人が農家になりたいという政策を国にお願いしたいです。

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