医学講座
日鋼記念病院_徳洲会傘下に
今日は2025年12月6日(土)です。
さくらんぼさんの山形では、
昨日30㎝も積雪があったそうです。
12月に30㎝は大変です。
除雪だけでかなりの時間がかかったと思います。
豪雪のお見舞いを申し上げます。
北海道より雪が多いです。
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今日の北海道新聞の記事です。
室蘭・日鋼病院、心臓血管外科を3年以内に設置 急性期医療担う 徳洲会理事長が明らかに
国内最大級の医療グループ「徳洲会グループ」(東京)は、10月に傘下に加えた室蘭市の日鋼記念病院(348床)について、高度急性期・急性期医療を担う心臓血管外科を3年以内に設置する方針を固めた。同グループの東上震一理事長(71)が北海道新聞の取材に明らかにした。室蘭市内では日鋼病院と市立室蘭総合病院(517床)、製鉄記念室蘭病院(347床)が医療機能を分担する方向だったが、日鋼病院の徳洲会傘下入りで連携のあり方は大きく変わりつつある。
徳洲会グループは近年、少子高齢化や過疎化などで経営状態が厳しい地方の医療機関の合併を加速。政府や各自治体が医療機関の役割分担による効率化を促す中、今後、メガ医療グループの動向が地域医療を左右する可能性がある。
道内では昨年2月にも旧札幌外科記念病院(札幌市、現札幌もいわ徳洲会病院)を傘下に加えるなど活動を活発化。現在は札幌徳洲会病院(札幌市)など道内11病院を含む全国計90病院を運営する。
日鋼病院は系列病院から心臓血管外科医の常勤医を迎え、不足しがちな医師を確保し、緊急手術なども行う。東上理事長は「急性期から慢性期まで幅広く担える病院として再建する」と述べた。
日鋼など室蘭市内の3病院は、人口減少と高齢化を踏まえて医療機能再編に向けて協議を続けてきた経緯がある。昨年11月に「高度急性期・急性期医療」を製鉄病院に集約し「軽度な急性期医療や回復期、慢性期」を市立・日鋼両病院で分担する方向で合意していた。
日鋼病院を運営する社会医療法人母恋(室蘭市)と市立室蘭病院はともに赤字が続き、対等合併する案を軸に協議が進んでいた。ただ東上理事長は「行政主導で病院機能を制限すれば地域医療はさらに縮小する」と述べ、対等合併は「受け入れられない」と強調した。(尹順平)


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日鋼記念病院には形成外科があります。
坂本泰輔さかもとたいすけ先生という優秀な先生がいらっしゃいます。
私たち北海道の医師にとって、
日鋼記念病院が徳洲会傘下に入ったことは、
かなり衝撃的なできごとです。
同じ社会医療法人母恋の天使病院も、
徳洲会グループの一員になりました。
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道新の記事にあるように、
札幌の札幌外科記念病院も徳洲会傘下に入りました。
外科記念病院は札幌医大第一外科の関連病院でした。
今は札幌もいわ徳洲会病院です。
徳洲会グループに入ると、
経営方針などが変わると思います。
71歳の私はどうなるのか心配しています。




