医学講座

フィブラストスプレーの注射2026

 今日は2026年10月15日(木)です。
 札幌は晴れです。
 最低気温8℃、
 最高気温16℃です。
 昨日の院長日記、
 やけどの水ぶくれの続きです。
 深いやけどには、
 フィブラストスプレーです。
      ■         ■
 日本美容外科学会からメールが届きました。
 フィブラストスプレーの会社、
 科研製薬からのお知らせです。
 適正使用に関するお願い
 2026年6月 科研製薬株式会社
 弊社が製造販売しておりますフィブラスト®スプレー250・500(以下、「本剤」と称す)は、褥瘡・皮膚潰瘍治療剤です。
 昨今、顔面のシワや陥凹変形に対し、自家末梢血由来 PRP に本剤に含まれる bFGF を添加した混合物を注入後に、硬結や過剰な皮膚隆起が発現した事例が報告されております 1)。
 また一般社団法人日本美容外科学会(JSAPS)による会員に対するアンケート調査では、特定細胞加工物や増殖因子製剤を用いた注入療法による注入部の硬結や膨隆などの発現事例のうち、およそ4割がPRPとbFGFの混合注入によるものという結果でした2)。
 皮膚や皮膚直下の硬結はbFGFが有する線維芽細胞の増生能の結果としての線維化によるもので、皮下脂肪層の膨隆はbFGFによる脂肪誘導の作用によるものと考えられます1)。本剤は外用薬であり、注入投与の有効性・安全性は確立されておりません。本剤の「効能又は効果」、「用法及び用量」を遵守し、適正にご使用くださいますようお願い申し上げます。
 <参考文献>
 1)楠本健司.【美容医療の安全管理とトラブルシューティング】I. 各種治療の安全管理とトラブルシューティング.PRP 療法の安全管理とトラブルシューティング. PEPARS, 147: 91-94, 2019.
 2)水野博司, 山下理絵, 宮田成章ほか. 特定細胞加工物および細胞増殖因子を用いた注入療法の現状調査. 日美外報, 42(1):19-26, 2020.

科研製薬より引用

      ■         ■
 フィブラストスプレーの注射をしている美容外科があります。
 いい結果の人もいれば、
 ボコボコになった人もいます。
 問題なのは、
 ぼこぼこを治すのが難しいことです。
 美容外科のPRP療法には気をつけてください。
 私はこの治療はしていません。

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