私は短気ですぐに怒ります。なるべく怒らないように気をつけていますが、自分の正義感や道徳観と合わないことには強い憤り(イキドオリ)を感じます。すぐに行動に移すので、日記にも随所に私の憤りが出ていると思います。外科医... 続きを読む コメントはまだありません
自己臭恐怖という‘病気’があります。ワキガではないのに、自分はワキガじゃないか?と疑う人。口臭、おならの臭い、尿臭、場所不明の臭いなど、人によって症状はさまざまですが、自分の臭いを極度に気にする‘病気’です。精神神... 続きを読む コメントはまだありません
手術を安全に遂行するために、手術室にはさまざまな掟があります。昨日は挨拶について書きました。手術をするには、麻酔をかける必要があります。麻酔薬は手術の苦痛を取り除いてくれる有用な薬ですが、使い方を誤ると生命の危険を... 続きを読む コメントはまだありません
手術室は外科医が技を披露する劇場だと書きました。私たち外科医にとって大切な仕事場が手術室です。総合病院では中央手術部という部門があって、専任の看護師が数十名も勤務している病院もあります。私が麻酔科研修をした昭和57年は... 続きを読む コメントはまだありません
手をヤケドした子供さんに鼠径部(ソケイブ、おへその外下方)から皮膚を移植しました。一見キレイに見えますが、皮膚の色調や質感が違います。6月13日にも解説しましたが、皮膚移植には全層植皮(ゼンソウショクヒ)と分層... 続きを読む コメントはまだありません
ブラックジャックは黒人の子供の皮膚を移植してもらったので、顔の色が違っていました。これはマンガの世界の話です。皮膚だけ移植しても、他人の皮膚は生着しないというのが現在の医学常識です。国家試験で問題が出てもこの通りです。... 続きを読む コメントはまだありません
昨日の日記を見て息子いわく、この手術はお父さんがしたの?そうだょ。ふ~ん。子供の皮膚は他人からでもつくの?いいゃ。自分のじゃないとつかないょ。ブラックジャックは黒人の子供の皮膚を移植してもらったから、顔の色がち... 続きを読む コメントはまだありません
昨日の続きです。息子がどこをヤケドしていたの?と聞いてきました。指だヨ。お前も指が曲がらなくてよかったな。息子…???。この間の日記で、国... 続きを読む コメントはまだありません
昨日は私が発表した加湿器のヤケドについて書きました。子供のやけどはどんなものでヤケドをしやすいか親が知っていれば防ぐことができます。やけどは意外と身近に発生しています。事故を未然に防ぐために家の中を見直してみましょ... 続きを読む コメントはまだありません
培養表皮という言葉を聞いたことがあると思います。自分の皮膚を切手ほどの大きさだけ採取して、それを培養して増やし皮膚移植に使うという理想的なバイオ技術です。1984年に重症熱傷の幼児2人に、わずかに残った皮膚から培養... 続きを読む コメントはまだありません