医学講座
第110回日本美容外科学会報告③
眼瞼下垂症手術の手術法もさまざまです。
有名な上手な先生でも…
手術法を変えて…
少しでも再発を少なく…
自然な目を作るのに…
日夜苦労しているのがわかります。
■ ■
手術法の一つに…
眉下切開法という術式があります。
眉毛の下を切って…
余分な皮膚を切り取る手術です。
この術式は…
西日本で好まれる…?
…という印象を持ちました。
■ ■
京都の冨士森先生が…
この手術法を広められた記憶があります。
冨士森先生の影響力は大きいので…
関西の先生は、
この眉下切開法を多用していらっしゃる…?
とも考えられます。
■ ■
もう一つは、
伝統的な京美人の眉です。
日本形成外科学会2009-②
2009年4月23日の院長日記にも書いています。
『京美人』の眉は、
外側へ向かって細くなっています。
全体に細い眉です。
この眉を作るには、
眉下切開は優れた方法です。
■ ■
眉下を切るので…
二重にしたい人には、
二重を作る手術を…
別にしなければなりません。
東日本と西日本で、
好まれる目が違うのかも?です。
快適で美しい目を作るのは、
実に難しいものです。
“第110回日本美容外科学会報告③”へのコメント
コメントをどうぞ
毎日先生の日記を拝見していて、再発しないように本人の心がけもだいじだと思いました。
地域性もあるのですね。なるほど、眉毛の整え方や描き方(京風)の違いもあるのですね。眉下切開の適応か否か分かれるのかなっと思います。
皮膚がぶ厚く、脂肪も多い方、眉の生え具合い、二重になりたくない、傷についてどう出来るか説明を受け、イメージがつくなど適応か否か検討が必要だと思います。