医学講座
第35回日本美容外科学会(東京)④
毎年、美容外科学会に出席しています。
美容外科にも流行があります。
今年、私が感じた流行は、
よりダウンタイムが少ない手術が…
売れているように感じました。
上手に術式を工夫している先生がいます。
■ ■
若返り手術の最上級はフェイスリフト手術です。
美容外科手術の中でも…
侵襲が大きな手術です。
下手な先生がすると合併症も起こります。
顔面神経麻痺を起こすこともあります。
今年、いいなぁ~と思った発表がありました。
■ ■
顔面下1/3の輪郭改善に目的を絞ったフェイスリフト手術の検討。
ドクタースパ・クリニック
鈴木芳郎先生のご発表です。
第34回日本美容外科学会(福岡)④でもご紹介しています。
鈴木先生は、
私とほぼ同年代の形成外科医です。
元東京医大形成外科講師。
フェイスリフトが上手な先生です。
■ ■
フェイスリフトをしたくても…
休みがなかな取れない女性が大部分です。
一週間のお休みを取るのも大変です。
鈴木先生のご発表では…
狙いを顔の下1/3にしぼって…
切開も耳の周囲だけで行うことにより…
腫れが少なく効果が出ていました。
■ ■
発表の中には若い女性もいました。
他院で骨切り手術を受けて、
たるんでしまったというお気の毒な方でした。
ある女性の手術翌日のビデオが出ていました。
とても満足そうな笑顔が印象的でした。
あれはやらせではありません。
鈴木芳郎先生は信頼できる美容外科医です。
お悩みの方におすすめします。
“第35回日本美容外科学会(東京)④”へのコメント
コメントをどうぞ
今、話題の女性セブンを買って見ました。 美 にたいする記事ばかりですね。 南雲先生の相談室から 話題の高須先生、 癌で乳房を失い 再建手術された5人の女性の勇気に拍手!医学は進歩しているのですね!
私もフェイスリフトを望んでいるいる一人です。
只、コールセンターの説明を聞く限り、まだ耳の後だけではなく、髪の生え際を全体に切る方法だったので
タイムダウンが気になり、踏みきれず、ヒアルロン酸注入です。
私が行っている病院で始めたら、考えてみます。
まだヒアルロン酸でなんとかなってますし。
学会お疲れ様でした。
日本は少子高齢化という事があり、予防医学(健康診断などで早期治療で重症になるのを予防へ)に重きをおくようになってきています。
高齢者が増えていく中で、フェイスリフトも 少しずつニーズ性が増していくのではないかと思われます。
ちょっとお題からそれますが、日本の少子化…経済低下…これはなんとかしないといけない…
中国は人口抑止の為、一人っ子政策(二人まで認めている場合もあり)により、格差社会(都市と農村)が拡大。
日本は、一人っ子政策をとっていないですが、一人〜二人。
税負担などが経営圧迫し、コスト的な面で、外国(中国、タイなど)に日本企業が流れて内需が低下しています。
内需の低下が続き、外資系が強くなれば、日本経済が大変な事になり、外国の発言力が増し、政治介入が強くなってくるおそれがあります。
TPPは消費者の立場になれば、一見、良さそうに見えますが、農家や日本の製薬会社など傾く可能性があり、日本政府として、慎重であって欲しいです。