医学講座

五輪マラソンコース組織委発表

 今日は2019年12月20日(金)です。
 今朝の札幌は雪です。
 北海道新聞朝刊に、 
 2020東京オリンピックのマラソンコースが詳しく掲載されていました。
 五輪マラソン変則3周 前半20キロ1周、後半10キロ2周 組織委発表
 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、札幌で行うマラソンのコースを発表した。北海道マラソンをベースに、スタート地点の大通公園を周回後、前半は市中心部約20キロを1周し、後半に前半の北側半分の約10キロを2周する変則的な3周コースとなった。組織委が国際オリンピック委員会(IOC)、世界陸連と合意。暑さ対策を理由にした10月中旬の札幌への移転発表から2カ月を経て、日程、コースともに決着した。
 組織委は雪解け後の来春に距離を計測する予定で、今後、変更に伴う追加費用を精査し、IOCと分担についても協議する。
 前半のコースは、さっぽろテレビ塔を背にして大通公園(中央区大通西4付近)をスタート。大通西10付近までの公園外周を2周した後、ススキノ方面を南下してから反時計回りに市内を北上。北大キャンパスや道庁赤れんが庁舎など札幌の名所を通り、庁舎近くの札幌市北3条広場(アカプラ)を抜けて、札幌駅前通に出る。
 後半は、前半の約20キロコースの北側となる約10キロを2周し、ゴールの大通公園に戻る。計3回通過する北大キャンパス内は樹木が多いため、「まさに、自然を使った究極の暑さ対策になる」(組織委の森泰夫大会運営局次長)という。
 当初、約20キロを2周する案を示した組織委と、約7キロの6周案を主張した世界陸連は4日、前半を20キロ1周の設定で合意したが、後半は協議を継続。約7キロの3周を求める世界陸連に対し、組織委は約20キロをもう1周する案を変更して、約10キロ2周の折衷案を提示し、合意に至った。
 組織委は20日、札幌市内で札幌市、道などとの第4回実務者会議を開くほか、運営準備の拠点となる札幌大通公園会場運営本部を発足させる。
 日程は女子が8月8日、男子が大会最終日の8月9日で、スタート時間はともに午前7時。(大矢太作、木村直人)
      ■         ■
 歴史に触れる42.195キロ 五輪マラソンコース決定 名所、歓楽街、商店街…沿道に期待と懸念
 道都の歴史や文化に触れる42.195キロを世界のランナーが駆ける。19日発表された2020年東京五輪のマラソンコースは、札幌の中心を変則的に3周する。観光名所、歓楽街、商店街。変化に富む街並みがレースを引き立てる。沿道では期待が膨らむ一方、周回コース特有の懸念もある。
 北海道を代表する歴史的建造物・道庁赤れんが庁舎(中央区)前はレース中盤からゴール直前にかけて3度通過する。「赤れんがを世界に知ってもらう機会だ」。館内をボランティアでガイドしている「赤れんがガイド会」の遠山武代表(76)が喜ぶ。
 赤れんが庁舎は、道内産れんがなどを使って1888年(明治21年)に建てられた「北海道のシンボル」(遠山さん)。大規模改修を前に10月から一時閉館になったが、道は五輪マラソンを受けて工事開始を1年ほど遅らせ、五輪ランナーや応援の人が外観を眺められるようにする。
 コース北端の市営地下鉄南北線北24条駅(北区)周辺も、3周する。市場や居酒屋などが肩を寄せ合う街は、ススキノ(中央区)や緑豊かな北海道大(北区)などの名所とは趣が異なり、札幌の多様な一面をのぞかせる。地元住民らは親しみを込めて「ニーヨン」と呼ぶ。北24条商店街振興組合の小泉詔信(あきのぶ)理事長(76)は「盛り上げる企画を考えたい。沿道で小学校のバンド演奏をお願いしようか」と楽しみにする。
 ただし周回コースは交通規制の仕方によって、コース内側と外側の行き来が長時間しにくくなる恐れがある。レースは女子が8月8日の土曜、男子が同9日の日曜で、いずれも午前7時スタート。土曜の外来を受け付ける松田整形外科記念病院(北区)は内側にあり、本田敏明事務長は「来院が難しいなら診療は中止せざるを得ない」と話す。大会準備に伴う規制も気がかりで「救急搬送ルートや休日当番の調整も必要になる」。
 コース内側にあるデイサービス事業所(北区)は、午前8時ごろに利用者を車で迎えに行くといい、担当者は「規制の時間を早く知りたい」と気をもむ。
 一方、発着点の大通公園(中央区)は駅前通近くをスタートし、直後に西10丁目付近までを2周する。当初案は西4丁目付近を通過するだけだっただけに、西8丁目近くの会社に通勤する伊藤光行さん(50)は「コースに入ってびっくりした。職場から選手が見えたらすごい」と興奮する。西6丁目近くに職場がある派遣社員の高橋由菜さん(27)は「時間がかかったけど、決まって良かった」。
 落胆する地域もあった。北海道マラソンのコースになっている新川通(北区、手稲区)は当初、五輪の有力コースとして取り沙汰され、テレビ番組などで「何もない」などと批判されて注目を浴びたが、コースから外れた。沿道の新川さくら並木連合町内会の佐久間五十也会長(84)は「残念だが、気持ち良く五輪を迎えるお手伝いをしたい」と話す。(野呂有里、石垣総静)

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 私はいいコースだと思います。
 マラソンのことは何も知りませんが、
 札幌のことはよく知っています。
 北大構内は、
 北大医学部の前も選手が走ります。
 8月上旬の暑い日でも、
 木がたくさんあるので木陰になります。
      ■         ■
 大通公園から出発して、
 公園を2周するのもいいです。
 午前7時の大通公園は涼しいです。
 多くいるのはカラスくらいです。
 公園の芝生にはスプリンクラーで水をまいています。
 いろいろ言われても、
 札幌でやってよかった
 言われたいです。

“五輪マラソンコース組織委発表”へのコメントを見る

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ