医学講座
札幌市営墓地15%無縁?
今日は2019年12月21日(土)です。
今朝の札幌は晴れです。
気温が低く、
路面は凍結しています。
今朝の北海道新聞朝刊【札幌市内版】に、
私が気になっていたことが載っていました。
札幌市営墓地のことです。
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札幌市営墓地20ヵ所調査
墓の15%「無縁」か
7300基墓石倒れ連絡つかず
札幌市内に20ヵ所ある市営墓地の墓約4万6700基のうち、少なくとも全体の約15%に当たる約7300基が、墓石が倒れたまま放置されたり、所有者と連絡がつかないなどの「無縁墓」になっている可能性があることが分かった。市はこれまで無縁墓の状況を把握してこなかったが、昨年秋の胆振東部地震で墓石が多数損壊したことから調査を行い、無縁化か疑われる墓が多数見つかった。(樋口雄大)
市営墓地は、墓が2千基以上ある霊園が3ヵ所(平岸、里塚、手稲平和)、小規模な墓地が17カ所の計20ヵ所。胆振東部地震では、里塚や平岸などで墓石がぶ倒れたり、破損したりといった被害が6286基の墓であった。
壊れた墓の原状回復や修繕は、所有者が行うのが原則になっており、市は今年5~7月に倒壊状況を詳細に調査。大きく破損したり、墓石が倒れたままになっている墓約千基の所有者に案内を郵送した。ところが、このうち約400基分が宛先不明で案内が届かなかった。
このほか、壊れていない墓でも、胆振東部地震前の昨年春に行った調査で、墓石周辺の草木が伸びたまま手入れされていなかったり、墓石が倒れたままになっているなど、無緑化が疑われる墓が約820基あった。
さらに、市の2008年時点の調査で約5600基の所有者の住所が分からなくなるなどしている。
市は、実際の無縁墓はもっと多いと推測。さらに詳しい調査を行うとともに「所有者の親族など関係者を探す調査も進める」(保健福祉局)としている。
市営墓地の管理民間提案を募集 札幌市PFIも検討
札幌市は、市営墓地の今後の維持管理策について、民間からの提案募集を始めた。「サウンディング(対話)型市場調査」と呼ばれる手法を用い、事業検討の早い段階で民間業者と対話して市場性の有無を確かめる。併せて、指定管理者制度や、民間資金活用による社会資本整備(PFI)の導入についても検討する。
提案の募集は市営墓地全20カ所が対象。各墓地での業務や維持管理手法のアイデア、民間事業者が指定管理やPFIに参加するのに必要な条件などについて、幅広く意見や提案を募る。
集まった案は、来年度以降の施策に反映させる。墓地を所管する市保健福祉局は「行政と民間の視点は異なる。民間の多様なアイデアを参考にしたい」としている。
募集は来年1月24日まで。問い合わせは保健福祉局保健所生活環境課 電話011・616・2855へ。(樋口雄大)
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私は信心深くもなく、
先祖を大切にもしていません。
罰あたりな男です。
自分の家のお墓の場所も、
うろ覚えでした。
お墓参りのたびに、
迷子になっていて奥さんに笑われました。
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そんな不信心な私が、
四国の島本壽様にお墓を建てていただいてから、
毎年お墓に行くようになりました。
本間家は無宗教なので、
お線香はありません。
お墓に着くともくもくと草取りです。
たまに親父のことを思い出しています。
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毎回気になるのが、
樹木が伸び放題になっている、
無縁墓と思われるお墓です。
市営霊園は、
札幌市に使わせていただいているだけです。
墓地の所有権はありません。
お墓の工事をする時に、
両隣のお墓の所有者様にご挨拶をしようと、
管理事務所にお願いしましたが、
所有者様はわかりませんでした。
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札幌市役所でも、
全部のお墓の使用者を把握できていません。
私の先輩、
故濱本淳二先生が、
札幌市衛生局理事だった時に、
お墓も担当なんです
…と教えてくださいました。
平岸霊園でも墓じまいをするお墓がたまにあります。
何とか知恵を出していい方法を見つけたいです。