医学講座

北海道知事緊急事態を終了

 今日は2020年3月19日(木)です。
 北海道知事が緊急事態宣言を終了しました。
 でも、、、
 平日は外出自粛です。
 なんかなぁ~?
 これじゃ意味ないじゃん、、、
 …って思うのは私だけでしょうか?
      ■         ■
 2020年3月19日、北海道新聞朝刊の記事です。
 平日も自粛、もう限界 新型コロナ 飲食、観光「対策急いで」
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、鈴木直道知事は18日、週末ごとに外出自粛を要請した「緊急事態宣言」を終了させる一方、道民に日常的に、感染リスクの高い場所への「外出自粛」を求めた。事実上4週連続の要請に、客足のない飲食店や観光関係者、既に仕事が激減した労働者やフリーターから「これ以上耐えきれない」と悲鳴が上がる。感染拡大防止と経済的打撃のはざまで、人々の「コロナ疲れ」と閉塞(へいそく)感は限界に達しつつある。
 「緊急事態宣言の終了と言っても形だけ。平日まで自粛要請の対象になると客足は簡単に戻らない」。札幌市の繁華街ススキノにあるイタリア料理店の道野智彦店長(44)は18日、賞味期限切れの迫った大量の食材を前にため息をついた。
 歓送迎会シーズンの3~4月は稼ぎ時だが、「アルバイト代を払うと赤字の日ばかり」と肩を落とす。道野店長は「ススキノが国の歓楽街対策のモデル地区に指定されるという話も聞くが、運転資金も厳しく、実現までに多くの店がつぶれてしまう。やるなら本当に急いでほしい」と訴える。
 「また、自粛要請か」。札幌市中央区でライブハウスを経営する50代男性は、鈴木知事や国の専門家会議が、感染リスクの高い場所の一つとしてライブハウスを例示して以降、公演のキャンセルが相次ぎ、売り上げは半減。「換気や消毒などやれることは徹底している。国は業態を名指しするなら、その分の補償を」と語気を強める。
 札幌のホテル経営者は「知事は本音では自粛を求めたいが、経済の衰退を道の責任にされては困るから玉虫色の表現となったのだろう」と推測。このホテルの宿泊客は前年の約7割減。「緊急事態宣言は道民への注意喚起だけでなく、北海道は危ない地域と全国に広めた。多少表現を変えても状況は変わらない」と話した。
 3月の予約がほぼゼロという札幌の観光バス会社社長は「自粛ムードと会社の苦境に疲れ果ててしまった。北海道を全国のモデルにするというのならば、知事には終息後にはこう観光を盛り上げるというメッセージももっと発信してほしかった」とぼやいた。
 一方、知事の方針を評価する声もある。緊急事態宣言後、土日の売り上げが最大で前年の同期より4割減となったファミリーレストラン「びっくりドンキー」を運営するアレフ(札幌)は「宣言解除は売り上げ回復の後押しになる」と知事の対応を評価。8割の予約がキャンセルとなった函館元町ホテルの遠藤浩司社長は「会見で観光客の減少に拍車をかける言葉が出なくてほっとした。5月の大型連休までに客足が戻ってほしい」と話す。
 札幌市の青果店からホテルや学校に野菜を届ける配送業の男性(43)は、3月に入り、配達件数は休業や休校で半減した。男性は「いつまで我慢が必要なのか」と力なく語った。
 店は売り上げ減で、従業員を休職させている。男性の給料は変わらないものの、しわ寄せで仕事が集中し、自己負担のガソリン代は約8万円に倍増。同居する70代の母親の通院費もかさんで家計は苦しい。「このままでは、自分の生命保険を解約するしかない…」

客足回復のめどがたたず休業した札幌市中央区の飲食店
(以上、北海道新聞より引用)

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 札幌美容形成外科の近くにある飲食店も、
 近くのホテルも、
 閑散としています。
 でも明るい話題もあります。
 お医者さん向けのSNSでは、
 ある種の薬が効いているそうです。
 早く治療法が見つかるといいです。
 医学研究にかけるお金は大切だと痛感しました。

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