医学講座

中高生に無料で妊娠検査

 今日は2020年12月10日(木)です。
 札幌は雪がありません。
 12月なのに忘年会もなく、
 飲食業の倒産が増えています
 ほんとうに大変な年です。
 このまま年末まで同じ状況が続きそうです。
 来年はいい年になってほしいです。
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 困っているのは飲食店だけではありません。
 予期しない妊娠で困っている中学生や高校生がいます
 2020年12月10日、北海道新聞朝刊の記事です。
 妊娠の可能性、無料で検査 札幌の病院が中高生を支援
 札幌マタニティ・ウイメンズホスピタル(札幌市北区)は予期せぬ妊娠をした可能性のある中高生が、無料で妊娠検査を受けられる独自の取り組みを14日に始める。コロナ禍による休校などの影響で、10代の妊娠の増加が懸念される中、誰にも相談できずに危険な孤立出産や乳児遺棄となる事態を防ぎ、早期の支援につなげる狙い。道内初の取り組みで全国的にも珍しい。
 対象は18歳以下の中高生(未婚)で、保険証などの身分証明証がなくても匿名で受診できる。相談はメールや電話、来院などで受け付ける。妊娠の有無を判別する検査や超音波検査、医師による問診といった初診にかかる費用(自費で8千円程度)は病院側が全額負担する。
 妊娠がわかった場合、出産の意思や養育環境などを助産師や医療ソーシャルワーカーらが聞き取り、必要に応じて行政支援につなぐ。子どもを育てることができない事情がある場合は、同病院が行う特別養子縁組のあっせん手続きに入ることも可能だという。
 同病院が中高生の妊娠相談に力を入れる背景には、コロナ禍による長期休校や外出自粛などで予期せぬ妊娠が増えているとの危機感がある。同病院には毎年、18歳以下の女性からの予期せぬ妊娠による来院が20件ほどあるが、今年はすでに26件。「相談できる人がいない」「受診するお金がない」「性被害」などの理由で出産近くなって来院する中高生も少なくない。人工妊娠中絶が法で認められているのは妊娠22週未満。
 高後裕匡(こうごひろまさ)理事長は「子どもだけでも相談窓口にアクセスできる仕組みが必要だと考えた。中高生が一人で悩まず、早期に支援につながる体制にしたい」と話している。支援窓口は医療福祉相談室(電)011・804・7077(月―土曜午前9時~午後5時)、メールはkangobu3@smwh.or.jp(根岸寛子)

(以上、北海道新聞より引用)

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 中学生や高校生の妊娠は今にはじまったことではありません。
 私は小学校や中学校から、
 学校でちゃんと教育をすべきだと思います。
 男女同じ教室で、
 専門の先生がちゃんと教えるべきです。
 子どもたちが変な情報を仕入れてしまう前に、
 ちゃんと教育すべきです。
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 緊急ピルのことも教えるべきです。
 そうすると、
 産んだ子供を殺してしまう悲惨な事件が減ると思います。
 札幌マタニティ・ウイメンズホスピタルは北大病院のすぐ近くです。
 JRタワーに分院もあります。
 私はとてもいい病院だと思います。
 私の院長日記を中学生や高校生が読んでくれるとは思いませんが、
 ぜひ養護教諭の先生にも覚えておいていただきたいです。

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