院長の休日
こびと、我が家に現る
平成26年2月28日、朝日新聞朝刊、ひとときへの投稿です。
こびと、我が家に現る
台所に立つと、黄ばんでいた調理台が真っ白になっていた。水道の蛇口もぴかぴかだ。一瞬、子どもの頃によく読んでもらった「こびとのくつや」を思い出した。靴職人が寝ている間にこびとが靴を作ってくれる童話だが、もちろん、台所をきれいにしてくれたのはこびとではなく、母だ。
今朝、小学2年の次男が急に熱を出した。だが仕事を休むわけにもいかない。悩んだ末に母に電話した。
3人の子どもたちは小さい頃、ぜんそくなどで代わる代わるよく入院したものだ。その間に元気な子どもを実家に預けることはあったが、病気の子を見てもらうために母に家まで来てもらうのは初めてだった。
母は私が話し終える前に「すぐに行くから、仕事に行きなさい」と言ってくれて、電車を乗り継いで1時間かけて来てくれた。その後、夫が帰宅したので、私がお昼過ぎに帰った時は母はもういなかった。
きれいに磨かれた台所に気づいて母に電話すると、「娘の家だから、掃除できるのよ。お嫁さんならしないわよ」と笑って言った。
母の「こびとのくつや」にはほろっときた。湯を沸かそうとやかんを持ち上げると、ぴかぴかだった。
(東京都町田市 木田直子 パート 40歳)
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
今日で2月も終わりです。
毎朝楽しみにしている、
朝日新聞のひととき。
いくじいを目指している私には参考になります。
本間家には…
まだお嫁さんはいません。
来ていただきたいと願っています。
■ ■
本間家の台所。
奥さんが留守で、
私とか息子が使うと…
使用前×
使用後○
…のように変わります。
■ ■
私と息子が台所を使うと…
超きれいになります。
私がいくじいになったら…
きっと掃除はしっかりします。
もし息子にお嫁さんが来てくれたら…
○○さん、
窓拭きと掃除をしてもいいかな?
…と断ってから掃除をします。
■ ■
こびとのくつや
小さい時に読んだ記憶があります。
定年後は、
いくじい、
花咲じじい、
こぎれいなじじい、
…を目指したいと思います。
口うるさいのはご勘弁ください。
孫に小遣いもあげたいと思っています。
木田直子様パートのお仕事をがんばってください。
素敵な文章をありがとうございました。