昔の記憶

あと千円しかない…

 私は1954年生まれ。
 今年9月で還暦になるじじいです。
 安倍首相と同い年です。
 私が育ったのは日本の高度成長期
 高校生の時に、
 田中角栄さんが日本列島改造論という本を出しました
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 私の両親は… 
 子どもの教育にはお金をかけてくれたと感謝しています
 でも…
 その分、家は貧乏でした。
 貧乏とは言えなくても…
 裕福ではありませんでした。
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 私は酒もタバコもやりませんし、
 すすきのにもめったに行きません。
 父親がヘビースモーカーだったおかげで、
 賢一少年はタバコ嫌いになりました。
 非喫煙者を守る会にも入会しました
 札幌医大の学生だった頃です
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 酒を飲まないのは…
 アルコールに弱いせいもあります。
 ちょっと飲んだだけで真っ赤になります
 もう一つの理由は…
 お酒代がもったいなかったからです。
 学生時代の同級生が…
 『昨夜は3時まで飲んでいた』とか、
 『今朝帰って来た』とか言っているのを聞いて…
 よくお金が続くものだなぁ~
 …と思っていました。
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 私はケチな男なので
 昔から無駄遣いはしませんでした。
 …というより…
 無駄に遣うお金がありませんでした。
 財布にあと千円しかないのに
 一週間どうやったら…
 お腹いっぱいになるだろう…
 こんな思いをしたことがありますか?
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 私が『良いものを安く』にこだわるのは、
 自分が貧乏だった経験からです。
 同じことを…
 あの㈱ニトリの似鳥昭雄社長さんからお聞きしました
 お金がなくて…
 インスタントラーメンしか食べられなくて…
 『似鳥がとり目になった』と友人に言われたそうです。
 札幌美容形成外科もおねだん以上を目指しています

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