昔の記憶
お嫁さんの条件
貧乏だった高校時代を思い出しました。
時代は三丁目の夕日のちょっと先でした。
医学部に入ったら…
彼女はできるだろうという思いは幻想でした。
不遇な青春時代でした。
バレンタインデーとは無縁の生活でした。
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私が昔、考えていたお嫁さんの条件です。
①貧乏な生活でも耐えられる。
研修医は貧乏でした。
北大病院の初任給は…
2ヵ月ただ働きで日給3300円でした。
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②実家は裕福ではない。
貧乏でも…
お嫁さんの実家に援助してもらうのは…
私の性分に合わないと思いました。
少ない給与でも…
なんとかやりくりしてくれる女性がいいと思っていました。
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③タバコを吸わない。
私はタバコを吸わないです。
非喫煙者を守る会にも入会していました。
将来、赤ちゃんを産むのに…
タバコを吸わない女性がいいと思っていました。
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④価値観が同じ
結婚の条件という、
2008年8月10日の院長日記に書いてあります。
家内とはじめて会った時に乗っていた車は、
先輩からタダでいただいた、
ドアの開かないサニーでした。
いい車でした。
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貧乏な研修医でしたが、
幸せな新婚生活でした。
豪華なダイヤの指輪は買えませんでしたが、
当直のバイトをたくさんして、
婚約指輪を買いました。
奥さんと喧嘩をしてため息をつく毎日ですが、
自分で選んだのだから仕方ないさと諦めています。
この頃は喧嘩はしませんでした