院長の休日
妻を怒らせた一言
平成26年4月6日(日)朝日新聞朝刊、
男のひといきへの投稿です。
妻を怒らせた一言
介護老人保健施設に入所している実母を妻は毎日のように見舞っている。
今日も洗濯した衣類を一抱え、いそいそと出かけていった。
そして、帰ってくると開口一番、係の人が「おばあちゃん、妹さんがみえましたよ」と言ったと告げた。憤懣(ふんまん)やるかたない様子で機嫌がすこぶる悪い。
義母は98歳、妹に間違えられた妻は72歳。絶対あり得ないとまでは言えないのではないか。義母も妻も白髪で、毛づやに多少の差はあるが、よく見なければ分からないほどだ。顔形も、太った体形も似すぎていると言ってもいい。姉妹に間違えられても仕方がない。どちらも高齢者で、姉妹でも親娘でもそんなに大差ないと私は思ってしまった。
しかし、妻には屈辱的な言葉として突き刺さったようだ。
私は笑い話程度に軽く聞いていたが、事は穏やかではなさそうだ。うかつなことを言えば、妻の機嫌をますます損ねる。私は困った。妻の自尊心を癒やすすべが見つからないのだ。
罪なことを言ってくれたものだ、と施設の人を恨みつつ、女性はいくつになっても若く見られたいようだと内心苦笑していた。
(愛知県岡崎市 山本信之 無職 72歳)
■ ■
私は困った。
妻の自尊心を癒やすすべが見つからないのだ。
お困りのご様子、
とてもよく理解できます。
72歳の奥様、
98歳のお母様のお洗濯ご苦労様です。
大変なこととお察しいたします。
■ ■
72歳でも、
98歳のお母様の妹はねぇ…
私、この人の妹じゃないのょ!
私、この人の娘なのょ!
私、26歳も若いのょ!
…というお気持ちでしょうか?
■ ■
美容整形の医者をしていると…
同じようなことによく遭遇します。
参親日に来ないで
…という2011年11月4日の院長日記に書いてあります。
元ミス○○だった…
とびっきり美人のお母さんでも…
44歳の方が…
20歳台のお母さんと比較されると…
その年齢差は、
どうしても出てしまいます。
■ ■
結婚が遅かった…
なかなか子どもができなかった…
さまざまな理由で、
お母さんの年齢が高くなっています。
その一方で…
若いお母さんもいらっしゃいます。
■ ■
年齢が離れて…
下の子どもを授かることもあります。
おばあちゃんに間違われると大変だから…
…と美容外科を受診なさる方もいらっしゃいます。
『参観日に来ないで…』
…と子どもに思われたくない方は、
ぜひ美容外科を上手にご利用ください。
化粧品にはない効果が得られます。
■ ■
男性も同じです。
若く見せたいお父さん
…という2011年11月4日の院長日記に書いてあります。
参観日に来ないで!
…と言われなくても…
じいちゃんに間違われるのは…
…男性としても不名誉です。
子どもにも申し訳ありません。
自分のお父さんは…
かっこいいのが…
子どもの理想です。
■ ■
女性と同じで、
結婚が遅かった…
なかなか子どもができなかった…
…という理由で、
お父さんの年齢が高いことがあります。
私の知っている人でも…
若い奥さんと結婚したという例もあります。
■ ■
若いすてきな女性と結婚したのはいいが…
お父さん?と間違われたり…
おじいちゃん?では、
いっしょに食事にも行けません。
財力と体力に自信がある男性でも、
外見に自信の無い人もいます。
■ ■
男性で一番問題になるのが…
髪です。
頭髪が薄くなると…
どんなに若い男性でも…
年齢より老けて見えます。
じいちゃんに見えないように…
かつらをかぶる男性がいます。
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薄毛治療の指針【日本皮膚科学会】
…という2010年4月14日の院長日記に書いてあります。
毛はえ薬を発明したらノーベル賞
…と昔のマンガに書いてありました。
時代は進歩して…
確実に毛が増える治療法があります。
自毛植毛という技術もあります。
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薄毛に悩む男性は…
800万人もいるそうです。
確実に効果がある治療があります。
男性の薄毛は、
20歳代からはじまっています。
手遅れにならないうちに、
しっかりとした治療を受けることをおすすめします。
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私の知っている先生で、
若い頃からかつらを使っている人がいます。
TVに出ている人でも、
かつらを公表している人もいます。
男性も女性も、
医学の力を借りると…
実際の年齢より若く見えます。
私自身も眼瞼下垂症手術のおかげで…
若く見えるようになりました。
大竹先生に感謝しています。